下にある文章は、
2006年 3月5日に 千葉の勝浦のお祭りを
見に行った直後に書いた話です。


『 アンタ 誰!? 』

3月5日、千葉県の勝浦に行ってきました。

勝浦の名物として定着しつつある、
「ビッグひなまつり」を見てきました。

メインは、神社の60段の階段に並べた、
約1200体の おひな様です。

開催期間中は、
町中の商店の店先にも並べられています。

勝浦駅~神社の中間地点にも特設会場があり、
たくさんの ひな人形が整列していました。

中に、私ごのみの人形があったので撮影♪

しかし、この ヒゲの長い おじいさんの人形・・・
『アンタ 誰!?』

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『 おとなしい漁師町 』

千葉県の勝浦には、
400年の歴史を持つ「朝市」がある。

「獲れたての魚を売る、漁師町の朝市」なので、
豪快で威勢のいい風景を思い浮かべてしまいがちだが、
実際は そうではないらしい…。

朝市は 特定の大きな場所で開かれるのではなく、
町中の道路の脇、
100人(軒)ぐらいが小さな露天を出し、
魚や野菜などを売っている。

勝浦の人間は性格が控え目なので、
大きな声を出して、お客の呼び込みをすることはない、
と聞いたことがある。

恒例の「ビッグひな祭り」・・・見てきました。

最大の目玉である、遠見岬神社の階段までは
勝浦駅から徒歩で10分程度。

商店街を歩くと どの店のショーウィンドゥの中にも、
お雛様が厳かに飾られているので、
見てるだけでも心が ほぐれる。

せっかく たくさんの人が来るんだから、
あっちこっちで便乗商法をして、
稼ぎまくってもいいと思うのだが、
そこは…イベントを儲けに直結させない、そんな
『おとなしい漁師町』

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『 行きもローカル 帰りもローカル 』

キセルをするつもりはサラサラ無い。
けど、遠い道のり、電車で着いた先が無人駅だと、
何か 損をしたような気になる。

勝浦の隣の鵜原(うばら)駅に着いた。

誰もいない、閉ざされた観光案内所があり、
目的の勝浦海中公園までの案内が文章のみで書いてあった。
「この先 直進  信号で左折」
田舎なので、道は ぐにゃぐにゃ。直線ではない。

気にせず歩く。
トンネルを5つも くぐった。
歩いて、これだけの数のトンネルをくぐったのは初めてだ。

岸壁の横に建つ灯台のような建物。そこが海中公園。
海に どっぷりと浸かっていて、
中に入れば、海中の様子が見える。

入館料は大人930円。
海が荒れ、海中の透明度が低過ぎて、魚が見えないと、
入館料が半額になる、と、タクシーの運転手が言ってたっけ。

急いで駅に戻れば、
4時20分頃の上り電車に間に合う時間だったが、
ゆっくり、ご飯を食べ、お土産を買った。
目の前の博物館にも行きたかったが、あいにく、閉館5分前…。

次の上り電車は5時20分頃。否が応でも ゆっくりできる、
『 行きもローカル 帰りもローカル 』

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