夢の ミシノン王国

現在、自分のHP「笑王院」を このブログに吸収中です。
そのため 古い記事を大量にUPしてます。
ミシノン王国に 今日も 日が昇る
たまには昇らない。更新率・低めのブログです

2005年よりも前の 関西方面旅行記

明淡紀行 1

2005年よりも前に兵庫県・明石~淡路島 や 神戸・姫路に
行った時に書いた紀行文です。

総合タイトルは『明淡紀行 (めいたんきこう)』

文章も古い時のまんまです。
施設や料金も 当時のままなので アテにしないで下さい。
たこフェリーの話とか 出てきます。




○「それは特別な朝…じゃない!」

みなさんは旅行の前の日は どうしてます?
 私の場合は・・・
『旅行の前の日は 早く寝るぞ~!!』
・・・なんて事は できもしないし、考えもしない。

トキメキ深夜族として有名な このワタクシ、
早く寝るように努力しても、平気で夜の2時を回ってる。

で、旅行前日も いつも通りの生活をして、
その後、旅行の荷物の最終チェック。
んなことやってて、寝るのは午前3時過ぎ・・・。

起きるのは朝の6時前! 当然、寝不足。
 なぜか母ちゃんが早く起きてる・・・。で、起こされる。
  母ちゃんは目覚まし時計をセットしてないのに。

「旅行なんて所詮は遊び♪」という思いもあります。
 寝不足でもなんとかなる!という甘い考え。
  多少の緊張もあります。体は動きます。

マイペースで寝不足な、私の旅行の始まり・始まり~♪



○「あやまちエンドレス」

私はこれでも「待ち合わせには早く行く」タイプです。
待ち合わせと言っても、一人旅♪
相手は人間では無く新幹線!
新幹線の時間に間に合えば後は なんとかなる!

時間に余裕を持って、家を出るのは いつもの事。
だけど、時間の計算を間違えるのも いつもの事でした。

電車の中で時間を計算してみると、ギリギリで・・・
乗り遅れる計算!  いきなりピ~ンチ。
「あ~ また、新京成に乗ってる時間を計算に入れてなかった~」
 やばいね~ どうしよう~



    みしのんの野望・地方版
  『信長の野望・全国版』というゲームをやるようになって、
  日本国内の古い国名が解るようになった。
  ちょっとトクをしたのかも知れない。
  古い国名は今でも、電車の路線の中に息づいている。
   私のよく乗る総武線・・・これは、
   下総の国(千葉県)と武蔵の国(東京)を結んでいるから。
   これを知っとくと、路線の名前の謎が解けて面白いもんだ。



○「颯爽と青~!」

私の旅行の荷物は、ちょっと大きめのスポーツバッグです。
幅は60cm弱。色は空色。
颯爽と歩いていきたいのだが、
慣れない早起きと重い荷物のせいで早くも疲れ気味・・・

バッグの中身は・・・・・・
替えの下着とペットボトルに詰めた焼酎とお菓子類。
薬類も持って行く。喘息の薬とリップスティックは必需品です。
撮影機材は気分によって、カメラを持って行ったり、
ビデオを持って行ったり。
ケータイも持って行くが、使った試し無し。

今はどこへ行ってもコンビニがあるし、
旅行の荷物なんて、あまり気にしなくてもいい時代・・・
旅先の100円ショップで買い物をした事もあります。



○「津田沼から津田沼へ」

あん?・・・これ打ちミスじゃないよ。
新京成電鉄に10分 乗ったら、そこは新津田沼駅。
ここで降り、歩くこと10分。
JR津田沼駅に向かう。

津田沼・周辺は船橋市の中でも1・2を争う繁華街。
ブラブラ歩いて店を見て回るだけでも楽しい場所です。
街の栄枯盛衰・・・店の生存競争が厳しいようで、
新しい店ができたり、知らない間に店が消えてたり・・・

マクドナルドが津田沼近辺に3箇所もある。
やがて、全ての店がマクドナルドになるかも知れない。
  (ならない ならない)

新津田沼~津田沼へのルートは大別して2種類ある。
駅を降りてイトーヨーカドーの前を曲がり、大通りを歩いてくコースと
丸井の前を曲がり、線路沿いを歩いていくコースがある。
どちらも距離的には あまり変わらない・・・。
 でも、みんな、それぞれの考えがあるのだろう。
 二手に分かれて向かうのであった。



    キュッ コッ キュッ♪
  バッグを肩から下げて歩いていると、
  バンドがこすれて、ずっと同じ音が聞こえてくる・・・
    キュッ コッ キュッ♪  キュッ コッ キュッ♪



○「似て非なるもの」

JRの電車・・・『総武線』と『総武線・快速』、
名前は似ているが、別の物だと考えておいたほうが良い。

「総武線の速いヤツが総武線・快速なんじゃないの?」
う~ん、ちょっと違う・・・。

『総武線・快速』は千葉駅から錦糸町駅までは
『総武線』と同じルートだが、そこからが違う。
東京駅を通り、更に横浜駅を抜け、久里浜駅まで向かう快速列車。

東京駅に行くには、『総武線・快速』に乗らないといけない。



 18年前の出来事
 総武線に乗ろうとしてたら、声をかけられた・・・
 男「東京の方へ行くのはこの電車でいいの?」
 私「はい!」
 その人は東京駅に行くんだったんだろうか・・・
 無事に辿り付いた事を祈る。



○「機械の裁き」

総武線・快速は 東京駅の最下層、地下4階のホームに侵入する。
ここで降りた人の100%が上を目指す。
だってここには何にも無い。
無意味な空間が縦にも横にも広がっている。

たくさんの人を上手にサバクのが長大なエスカレーター。
4基のエスカレーターで各々が地下からの脱出を図る・・・。

ところで、エスカレーターには「ご作法」が存在する事をご存知か?

関東では・・・左側に立ち、急いでる人は右側を歩いて登っていく。
関西では・・・右側に立ち、急いでる人は左側を歩いて登っていく。
世界的に見ると、右側が止まってる人らしい。

これを聞くと関西人は大喜びする。
『やっぱ、関西の方が進んでる!関西のほうが国際的だ!』・・と。

私は どうも思わない。
私は この「ご作法」を認めていないから。
・・・エスカレーターは歩いて登るもんじゃない。
急いでる人は階段を使えばいい・・・
『歩いて登ったら、機械に余計な負担が掛かるでしょ!?』
 と思いつつも しっかり左に立ってる私であった・・・

明淡紀行 2

2005年よりも前に兵庫県・明石~淡路島 や 神戸・姫路に
行った時に書いた紀行文です。

総合タイトルは『明淡紀行 (めいたんきこう)』

文章も古い時のまんまです。
施設や料金も 当時のままなので アテにしないで下さい。
たこフェリーの話とか 出てきます。



○「旅立ちの儀式」

昔の私だったら、外に出たら『飲まず喰わず』!
どんなに喉が渇いても我慢してたんだけどね・・・
今は喉の調子が悪い事もあって、新幹線に乗る前に
必ずペットボトルのお茶を買います。儀式そのいち~

新幹線のホームに出ると、儀式その2が待っている。
喫煙コーナーを探す事! これ、私にとって すごく重要!
ホームに1箇所しかない喫煙コーナーを見つけるべく、
右か左か当てずっぽで歩いてみる。位置はまだ把握してない。
見当が外れれば余計に歩くハメになる・・・。

タバコを吸う人は・・・物事の始まりと終わりの時には
必ず一服しないと気が済まないものなのさ♪

トイレに行くのは更に重要な儀式。
 これだけは しっかりやらないといけない。自分の為にも。

女性用のトイレは、いつでもどこでも超満員・・・
男の方は そんなには混んでいない。
でも、『大』のほうは混んでるんだよね。
だから、女子トイレが いくら混んでるからって、
男子トイレを覗きに来ても、それは無理な話だよ、マダム~



○「発車オーライ?」

当初、心配していた遅刻もせず、無事に乗車できた。 ほっ

改めて、新幹線に乗ることは私にとって大変な事だと思う・・・
旅行の計画を建て、新幹線に乗る時間を最初から決めておいて、
1ヶ月も前に旅行を申し込み、新幹線の代金は片道で1万円以上、
当日は1時間もかけて東京駅に向かい、ラッシュに揉まれ、
ようやく辿り付き、緊張の中、新幹線に乗り込む・・・。
ほら、↑を読むだけでも大変でしょ? あ~ 大変だった。

「大変」は まだ続いてた。私が比類なき小心者だからだ。
乗る前に何度も何度も確認した。間違ってないかどうか。
駅の電光掲示板と手持ちの切符を見比べ、『よ~し、合ってる!』
新幹線に乗り込んでからも、
何号車の何番・何席か、あちこち見ながら、『よ~し、合ってる!』
 これだけチェックを繰り返したら、間違えるはずも無い。


    微かな音と僅かな振動
  壮大な計画の集大成、『旅行』は、実に静か・・・。
  気付いた時には発車している・・・ちょっと拍子抜け。
  ファンファーレでも鳴らして欲しいね     私の為に♪



○「下るオノボリさん」

新幹線の車内では、カーテンを閉めて眠る人が多い中、
私はキッチリ、窓の外の風景を見ています。

柔らかな椅子に座り・・・
ジュースを飲みながら、(場合によっては酒類)
タバコを吸いながら、弁当を食べながら、
次々と変わる車外の景色を見続けられる・・・
なんとゼイタクなのだろう。
と言っても・・・居眠りしてることもあります。
だって、寝不足なんだもん。

発車直後の新幹線は赤子も同然。
並走する山の手線にも抜かれる有り様。
なんか笑われてるような気がする・・・。

発車15分後、車内に響いてくる音も変わり、
新幹線が本領を発揮し、ぐんぐん スピードを上げていく。

少し経つと、山が見えてくる。
私は関東平野の人間!・・・あまり、『山』を見た事が無い。
生活の中に『山』は存在しないのだ。
山が見える・・・ただ それだけで私にとって 珍しいことである。

窓の外の景色は、
山あり川あり、田園風景あり。
工業地帯あり、商業地域あり、変わった立て看板あり。
  じっくり見ようぜ~


    無駄な感情
  私はいつも一人旅   隣りに誰が座るか分からない
   しかし、 「すいません、失礼します。」と
   若い女性が座る確率は0%である



○「3日間だけ関西人」

『次は京都駅~』のアナウンスが流れ、
京都駅 隣りの茶色のホテルや京都タワーや東寺を見ると、
「関西に来た」と実感する。

京都で降りる時もあるが新大阪で降りる事の方が多いかな・・・。
最後の一服をして、だらんと脱いでた靴をキッチリ履き直す。

多少、ドキドキする・・・これからの出来事にワクワクしてます。
私は旅行者・・・でも、これから3日間だけ関西人になる・・・
  うん、私なら関西人で通用する。



○「性格に難有り」

関西に着いたは良いが、この先、どうする??
 決まってない・・・決めていない・・・
  いつも こんな調子・・・。
私は すっごく迷うタイプ。  常に時間を無駄にしてしまう・・。
すぐに決まる事柄でも、一度は迷ってみないと気が済まない。

旅行を申し込む時もそうでした。
パンフレットを見て、『あ!これ、安い!』と思えるのがあっても、
他社のパンフレットも見比べて、全てのプランを比較・検討し、
さんざん迷ってから、旅行プランを決めて、申し込む。
スパーン!と直感的に決めれば、もっと時間を短縮できるだろうに。

実際に どこを見に行くか・・・
これも、決めかねる・・・決められない・・・お前が決めろ。
出発前に旅行情報誌等を見て、最低限の知識は持ちますが、
どこを見に行くか・・・最終決断は現地で行います。
全ては気の向くまま・足の向くままに♪
その時に「行きたい」と思う場所に行ければ それで十分です。



○「ラクラク関西」

関西旅行は気が楽だ。
さすが都会! 電車やバスの便に困ることは まずない。
 好きな時に好きな場所に行かれる・・・

そして嬉しいことに、関西の駅員さんは親切だ!(私はそう思う)
朝の改札では「おはようございます」の挨拶で お出迎え~♪

この前なんて・・・
自動券売機で切符を買ったら、近くで掃除をしていた駅員さんに
「ありがとうございました」と言われた。
こんな経験は関東では無い。

関西人の乗車マナーにも好感が持てる。
お笑い番組では、つまらない笑いを取る為に、
関西人が電車に乗る時は『われ先に、われこそは』と
でんがな・まんがなビームを発射しながら、電車に乗り込むと
まことしやかに言われているが、そんな事は無い。
みんなお行儀がいい。何も恐れる事は無い。

関西での乗車は 実に気持ちの良いものである。



    いつものパターン
  私の家から関西までの道のりは こんなもんです。
  これからが本題! いざ旅行の話へ。

明淡紀行 3

2005年よりも前に兵庫県・明石~淡路島 や 神戸・姫路に
行った時に書いた紀行文です。

総合タイトルは『明淡紀行 (めいたんきこう)』

文章も古い時のまんまです。
施設や料金も 当時のままなので アテにしないで下さい。
たこフェリーの話とか 出てきます。



○「ツウの町の明石 (兵庫県・明石市)」

訪問日 01年 9月15日・16日
02年10月13日
02年 3月21日

明石と言えば・・・何が有名だろう・・・?
私には分かるが、普通の人には分かんない。きっとね。

でも、言えば、「フムフム」とうなづいてもらえると思う。

本州と淡路島をつなぐ明石海峡大橋は吊り橋としては世界最長!
 夕方にはピカピカ光ってます。

明石の有名人と言えば・・・・・・タコ!
 タコの名産地として明石は有名です。
タコに限らず、明石海峡で揉まれた魚介類は
 どれも美味しいと評判です。

うっ・・・話がズレた・・・人間の話をせねば・・・。
 柿本人麻呂が この地の有名人。
 月照寺や柿本神社は人麻呂ゆかりの建物。

東経135度にあり、日本標準時を刻む子午線の町 明石。
明石象・明石原人が住んでたと云われる明石。

駅のホームからでも見える
2つの櫓(やぐら)の対比が美しい明石城。

明石焼きは タコ焼き+卵焼き


ちょっとマニアックな町です。ツウの町 明石!



○「右往左往と たこフェリー」

明石駅を降りて南に向かう。まっすぐに歩く。
信号のある丁字路で立ち止まる。
その先にフェリーに乗りこむクルマ達の為の駐車場が広がっている。

どこが発券場で、どこが乗船口だか、皆目、検討がつかない・・・

 真ん中へんに料金所のような小屋が見える。
 「あれかな・・・あそこで券を買うのかな・・・?」
クルマの往来は今は無い。
だが、生身の人間が歩いて行く場所では無いと察しがつく。

駐車場の奥に小さな建物があり、人影が見えたような・・・
『行ってみよ』
 T字路を右に曲がれば、駐車場沿いの道路を歩いて
 まぁまぁ安全に その建物まで行けそうだ。

ラッキー♪ 目論見通り、そこが発券場であり待合所であった。

自動券売機で券を買ったが、安心するのはまだ早い。
 乗船場がわからないからだ。
  どうなんだろ・・・もうすぐ時間・・・。
フェリーも来てるのかどうかも分からない。
そして、乗り方も知らない。
やがて、作業員ルックのフェリーの乗組員が待合所に呼びに来る。
 あ~ こういうシステムだったのか・・・やっと安心した。



○「コンビニエンスな たこフェリー」

この紀行文を書く為に、
フェリーの料金や時刻をチェックしてたら、あらビックリ!
なんと24時間営業なのね。
どんな真夜中でも、だいたい1時間に1本の割合で出てる。
それだけ、このフェリーは淡路島の人には重要なのだろう。

普通の時間帯なら1時間に2本の割合で出ています。
クルマごと乗るのは勿論、バイク・自転車も運べるし、
人間だけでもOK!
人間だけの乗船は片道320円。 約20分の船旅です。


 
    かの平成の文豪・・・
  みしのん も言っている・・・
  『たこフェリーを知らずして 明石を語ることなかれ
  明石を知らずして たこフェリーを語ることなかれ』



○「明石クルーズ」

港にいるフェリーが ガバ~~ッと大きく口を開けて待っている。
大きなダンプも小さな人間も乗り込み口は みな一緒。
クルマがバンバン行き来する中を船に乗り込む。
ちょっと危ない感じがするぞ~~。

鉄骨むきだし、無骨な工場の内部のような船の1階から、
長くて急な階段を登っていく。スカートの人は要注意です。

船室は豪華なもので、妖しげな飲み屋の雰囲気。
結構 お客さんが多いのね・・・。
みんな それぞれ ゆっくりしている。

フェリーの後部デッキは、古びたデパートの屋上の雰囲気。
白い丸テーブルと 白い鉄製の椅子が置かれている。
タコ焼きの自動販売機があるので、興味があれば買ってみよう。

明石海峡大橋をくぐる時には、
記念写真を撮ってる人達の姿が多く見られる。
 この船は観光目的だけで乗っても十分に楽しめる。



    そんなお前も たこフェリー
  「わっはっはっは~ 何?あの船!
  横にタコの絵が描いてあるよ~~ ゲラゲラゲラ・・・」
  そう言う君の船も そうだよ。



○「美人すぎる高速船」

明石と淡路島を結ぶ船に、もう一つ、明石高速船がある。

どちらの船も明石港~岩屋港を往復してるのだが、会社が違う。
そして、同じ名前の港なのに、明石も岩屋も
2つの会社の船の乗り場所は全く違う。気を付けないとね!

高速船の着く岩屋港はバスターミナルに直結している。
その利便性からか、乗客は フェリーよりも多い。
券を買い、並んで、次々に乗り込んでいく。
中は座席が いっぱい。意外と広く、200人ぐらい乗れるようだ。

高速船はカッコいい。それに速い。
(明石~岩屋を13分で結ぶ  片道410円)
船の姿を見てワクワクしたし、乗る時にはドキドキした。
 でもそれは最初だけ。なんか便利過ぎて、面白みに欠ける。

この船に乗った人で、運行中に席を立つ人はいない。
それでは楽しみが少ないので、スキを見て2階席に上がってみよう。
ちょっとゴージャスなヒミツの空間になっている。

明淡紀行 4

2005年よりも前に兵庫県・明石~淡路島 や 神戸・姫路に
行った時に書いた紀行文です。

総合タイトルは『明淡紀行 (めいたんきこう)』

文章も古い時のまんまです。
施設や料金も 当時のままなので アテにしないで下さい。



○「新快速にて」

新大阪駅に着いた。
『新』の付く駅は どこもマイナー。とってつけたような駅。
電車に乗って、どこかの駅に出なければ旅は始まらない。
しかし、これから行く場所が決まってない・・・

関西ではJRと平行して走る私鉄も多い。
競争が激しい為か、移動の時間は驚くほど短い。

JRの新快速は その名の通り、速い。
大阪~京都は約30分、大阪~神戸は約25分で行かれる。
どちらへ行っても楽しいもの。
大阪で関西のパワーを味わうか、京都でまったりするか、
神戸ではんなりするか・・・決まってない。

宿泊地が神戸なので、とりあえず神戸方面に行こうと思った。

たまたま来た電車が新快速だったので、これに乗ってみた。
すごい混んでる。
乗ったのを後悔するほどの混雑だった。
でも大阪駅ですいた。だいたい大阪駅までの辛抱である。

この電車の終点が姫路駅だったので、姫路に行く事にした。



○「姫路のススメ」

姫路という場所・・・それは かつて、超重要地点であった。
なぜかと言うと、京都から西国へ向かう時、
必ず姫路を通るからである。
 山陽へ向かう街道と山陰へ向かう街道の
 分岐点が姫路である。

  戦国時代には羽柴秀吉が、この地の覇権を巡り、 
  激戦を繰り返しました。・・・あぁ懐かしい。

姫路の名物と言えば、国宝にして世界遺産の姫路城~♪
でも、私の第一のオススメは『JR・姫路駅』である。
 うっ・・・単なる駅だ。

都市部の大きな駅は近代化が進み、ビルと同化し、
そこに駅があっても見えないし、気が付かない・・・

姫路駅は いかにも 『駅ーッ!』 という感じの駅である。
 低い駅舎・・・3連のプラットホーム・・・水のみ場・・・
   この古めかしさがいい。

駅は「旅人」にとっては玄関みたいなもん。
私は、この駅を見るだけでも好きなのだが、
この駅には、実はすごいモノが隠されている・・・



○「由緒正しき立ち喰い」

三連からなる姫路駅の真ん中のプラットホームは、
妙な時間に妙な混み方をしている。
 ここに名物の『えきそば』があるからだ。

創業50年を超える立ち喰いそば屋・・・
ここが駅での立ち喰いそばの発祥の地と云われている。

私にだって、駅でソバを喰った経験ぐらいはある。だけど、オドロキ!
『立ち喰いにも、ほどがある』
本当の「立ち喰い」! 正真正銘の立ち喰いである!
 座る場所など 当然、無い。
 カウンターすら設置されてない。
 つまり…ドンブリを置く場所すら無いのだ。

どこに立って食べれば良いかも分からずに、
左手でドンブリを持ち、右手に箸を持って、
ひたすら ソバを食べる。
 あまりにも無防備な状態・・・

私が行った時は比較的にすいていたが、
これが朝のラッシュ時はどうなるのであろう・・・
 そして、冬に食べて・・・鼻水が出た時は
 どのように対処すればよいのであろう・・・
   まだまだ 研究の余地がある。

で、えきそば自体も ちょっと変わりダネ。
戦後の混乱の中、「麺が長持ちするように♪」と、
『かんすい』で練り上げられた麺は、
ウドンのようでソバのようでラーメンのようでもある。
 つゆは濃い目。
天ぷらそばを頼んだけど、
関東の人の考える「天ぷら」と関西の人の考える「天ぷら」は
少し違うんだよね。・・・薩摩揚げのような感じでした。

 このえきそばには根強いファンも多いと聞く。
  一杯、300円なり♪ (天ぷらorきつね)



○「お城へGO」

姫路駅から まっすぐ北へ向かう。
街の風景や通行人の言葉から、『関西』を感じ取りたかったが、
そんな気配は無い。
道から見える関西銀行の看板などから、
「ほう。こっちに旅行にきてるんだ」とかろうじて感じられる。

まっすぐ20分ぐらい歩く。鳥のフンに注意だ。
観光客の姿は少ない。
「こっちの道であってるんだよな・・・」
そう思い始めると、お城らしき存在を感じてくる。
大きなお堀・大きな門。姫路城だ!

大きな門・・・。門っていいよね。
構造が分かりやすい。良い木を使ってます。
門を抜けると、撮影スポット。
姫路城が綺麗に見える。

玉砂利をずしゃずしゃと音を立てながら歩く。
姫路城の園内に入ったものの、お城に近付くには時間がかかる。

姫路城の中に入るには600円かかる。
うう?観光客には外国の人も多いようだ。
日本でも最大級のお城だもんね。

お城の石垣を間近で見てみた。
結構、隙間があいている。
よく、こんなので、きちっと組みあがってますよ。オドロキ。

これは通用門か? それにしては大きい「菱の門」を抜け、
左に曲がり、坂を登ると、「西の丸」の内庭のような小高い場所に出る。
塀に近付いてみる。
三角・四角・丸・・・と塀に穴があいている。
これは「狭間(さま)」と言って、鉄砲を撃つ所。
ここから見ると、さっき 券を買った場所が見下ろせる。
狙撃用に作ってあったか・・・。
ちょっと気分を出しながら少しの間、下を見ていた。



○「西の丸から侵入」

西の丸あたりから見た姫路城が一番、美しいと聞く。
何枚か写真を撮った。天守閣には まだまだ遠い。
 ここからお城見学の入り口がある。

嫌なタイプ・・・
旅先ではよくある事だが、入り口で靴を脱ぎ、
ビニール袋に入れて、持ち歩く。
脱いだり履いたりが忙しい。
そして、置いてあるスリッパのヘタレ具合・・・見事である。

西の丸は・・・分かり易く言うと「長屋」みたいなもん。
せまく、長い建物の中に、無数の部屋が並んでいる。
長い廊下。ず~っとず~っと同じ間取りの部屋が並んでいる。
廊下の床はピッカピカ☆
人がいっぱい歩くからだ。

階段も何箇所か登る。
畳1畳の長さで2階まで上がる設計。無理だって。急です。
何かにつかまらないと怖い感じ。
あ~、スリッパが落ちそう。
スリッパの為に、親指に力を入れて、階段を登る・・・



○「天守閣へ突入」

いよいよ、本館である。長かった。天守閣のふもとに来た。
ところどころに小さな門があり、道がクネクネしてる。
普通に歩く人でさえ、必ずどこかで立ち止まってしまう。
攻めてくる敵を阻むために、わざとそうしている。

そんなことを考えながら、お城を見ていると、
戦国時代にタイムスリップ~♪
といきたいところだが、タイムスリップはできない。
だって、みんなデジカメやケータイを持ってるんだもの。
私もビデオカメラを持っている。こんなのは400年前には無い。

外から見ると、お城の下は、石の詰まれた土台になっている。
今は その中にいる。あれって土台じゃないんだ・・・
そのようなことを警備員が説明をしていた。

本来、警備員は警備をするだけだろうけど、
ここの警備員は結構おしゃべり。歴史マニアでもあるようだ。
警備員の話によると、これほど大きな姫路城は、
「篭城戦」も想定して建てられたが、
戦争に巻き込まれた経験が1回も無いそうである。

姫路城は7階建て。これからガンガン登る。
登ってはフロアを1周。また上に上る。
フロア内の展示物はあまり興味をひくようなものは無い。

バスガイドさんが ものすごい速さで
急な階段を登っては降りていった。さすがプロだ。

最上階に到着する。ここは眺めが良い・・・ただ、それだけ。
歴史マニア・お城マニアには登ることをオススメできるが、
そうでない人は
お城の前でキャッチボールでもしてたほうが良いであろう。
なんて投げやりなコメントなんだ。

国宝にして世界遺産・・・確かにすごいものだが、
内部のスプリンクラー設備で興醒めする・・・
 廊下には長いパイプ、
 部屋にはシャワーのノズル・・・
姫路城には剣豪・宮本武蔵が3年間こもり、
自分自身と見つめあった「開かずの間」があるが、
そこもスプリンクラーのせいで、写真を撮る気にもならなかった。



○「普通の好古園」

姫路城の隣りには「好古園」という庭園がある。
お城だけを見ただけで姫路を後にするのは勿体無いので、
ついつい入ってしまいました。
入園料は300円。
いかにも「作り物」の庭園だけど、
なんか ゆっくりできた。
姫路城では歩きっぱなしだったからだろう・・・

明淡紀行 5

2005年よりも前に兵庫県・明石~淡路島 や 神戸・姫路に
行った時に書いた紀行文です。

総合タイトルは『明淡紀行 (めいたんきこう)』

文章も古い時のまんまです。
施設や料金も 当時のままなので アテにしないで下さい。




○「淡路 交通事情」

淡路島には電車が走っていない。バスが電車の代わりになる。

一般道を走り、そこここの停留所に停まる
普通のバスは鈍行列車のような存在。

本数も少なく、高速道路を使い、
長距離を結ぶバスは特急電車のようなものである。

今日の目的地は『福良』。
しかし・・・福良という呼び方は有名では無い。
「鳴門の渦潮」と言えば、誰もが知っている。
四国側からは見ると「鳴門」。淡路島からは「福良」と呼ぶらしい。

福良行きの高速バスは大阪・三ノ宮・舞子などから出ている。
私が乗るのは、舞子発。

舞子駅と言えば、明石海峡大橋の真下である。
バス乗り場はやはり分かりにくい。
2回 行って2回 迷子になった。
地上から、長いエスカレーターがあり、
それに乗れば、大橋の無骨な構造が分かるのだが、
エレベーターで登る方が賢明である。

バスに乗る。中は禁煙。トイレも無い。途中休憩も無い。
ちょっと困るね。こういう状況は。
緊急事態に陥った場合はどうするのか・・・。
舞子では席はほとんど埋ってたが、バスが進むにつれ、
どんどんどんどん、降りていく。
これは・・・このバスが生活に密着している証拠だろうか・・・?

高速バスは途中でバス停に寄る為に、
何ヶ所かでインターチェンジを降りる。
その度にお金を払っているようだ。もっと頭を使って欲しかった。

バスに揺られること約2時間。
鳴門大橋が見えると、バス旅もいよいよ終わり。
福良バス・ターミナルに到着する。



○「うずしおハンティング」

福良への到着は、時刻表の通りだと10時45分。
福良から「うずしお観測船」が出航する時間は10時50分。
時刻表の通り船が運航してたら、船には乗れないはず。
バス・ターミナルから船乗り場までは まぁ近いのだが、
トイレに入ったり・券を買ったり…が5分で済むワケが無い。
でも、安心して下さい。乗れます。
切符売り場と船乗り場で無線で連絡を取り合ってます。
船の名前は『咸臨丸(かんりんまる)』
江戸末期の帆船を模したもの。乗船料は2000円です。
全長は50m。デッキの下の船室には畳が敷いてあった。
船に乗って、この船室で休む人は ど~なってるの?

周りの乗客は関西人ばかり・・・聞こえてくる言葉は関西弁が多い。
そりゃぁ、ここ淡路島は兵庫県だもんね。関西に近い。
だが、関西の人でも、あまり、この船に乗ったことが無いようで・・・
「どれが うずしお?あれがそう?」
「うずしおの中に船が入ったら出られなくなるんじゃない?」
など、話をしているのが聞こえてくる。

言っちゃぁ悪いが、鳴門の渦潮は 渦なんか巻いてない。
直径30mの美しい渦潮なんて、写真の中だけですよ。
渦潮というより、海面がボコボコしてるだけ。
洗濯機の水のほうがエキサイティングな動きをしている。

それでも、ここは 面白い。
ボコボコしている海域へ船が突っ込んでいく。
福良の咸臨丸以外にも、2隻の船が同タイミングで渦潮をめざす。
交通事故が起きそうなほど、スリリングな一時です。
特に『ヘリオス』という船・・・
モーターボートを少し大きくした程度の船。
あんな船で渦潮に突入するなんて、見てるこっちが恐ろしい。
  でも・・・乗りたい・・・ヘリオス・・・



○「私公認名物」

船を降りて、左側に行くと、商店が並んでいる。
食べ物を売ってたり、お土産を売ってたり。
とってつけたようなプレハブの店舗だけど、ここも私の好きな場所。

福良名物は・・・クシ蛸!  値段は300円。
蛸の足、1本をブツ切りにして、串に刺し、
甘辛のタレを付けて焼いた料理。
蛸の焼き鳥版!と言うと分かり易いかな?

初めて食べた時、ホント美味しかった。
クシ蛸を噛んだ瞬間に「うまい!!」
その瞬間、
今まで私の食べたウマイ物ランキングのベスト3に入った。

サザエの壷焼きもお買い得価格です。
また食べに来よう。
お土産には「ちりめんじゃこ」のフリカケがいいです。
また買いに行こう。



○「無えじゃん」

昔は歩けるだけ歩いた。道が分からなくても。
人に道を尋ねるなんて事は一切しなかった。
私も少しはトシを取り、
「分からない事は、聞けば時間の短縮になる」
そう思って、質問したことがある。ちゃんとした所で。

その1、「静の里」
淡路島のまんなかに「静の里」がある。
静御前のお墓がある公園のような場所です。
かつての名政策「ふるさと創生1億円基金」で買った
金の延べ棒も展示されています。

ここに行こうと思い、だいたいの道順は分かっていたが、
確認のために、福良バスターミナルの窓口で
「静の里に行くには どこで降りるのがいいですか?」と聞いた。
「洲本バスターミナルから バスで行ける」との職員の答え。

洲本バスターミナルに行ってみた。
この頃のバスターミナルは とても古い作りで、
六角形の屋根が付いていた。いい雰囲気でしたが・・・。
静の里へ行くバスは1日2本程度。その日はもうバスは無い。
  ねえじゃん!

その2、岩屋
淡路島の南端・福良から、淡路島の北端・岩屋へ
鈍行バスで移動しようと思った。
福良バスターミナルで、
「岩屋へ行くには どうしたらいいのか」を聞いた。
「洲本で乗り換えるといい」との職員の答え。
洲本で降りた。何も無い場所だった。
近くに新設された洲本バスターミナルがあった。
高速バスなどの乗り場はあったが、岩屋行きは無かった。
  ねえじゃん!

明淡紀行 6

2005年よりも前に兵庫県・明石~淡路島 や 神戸・姫路に
行った時に書いた紀行文です。

総合タイトルは『明淡紀行 (めいたんきこう)』

文章も古い時のまんまです。
施設や料金も 当時のままなので アテにしないで下さい。
たこフェリーの話とか 出てきます。




○「お祭りさわぎの中華街」

中華街と言ったら、横浜が有名だけど、関西にもあるんです。
地元では地名の通り、「南京町」と呼ばれてます。
でも、中華街と言ったほうが我々には分かり易い。

ここは横浜の中華街に比べると町も狭けりゃ、道も狭い。
ワイワイ・ガヤガヤ・ゴミゴミ
みなさんも人間の五感をフルに活用して、
この町の あふれるパワーを感じ取って欲しいです。

初めて行った時は 驚いた・・・
みんな、ラーメンなどを立ち喰い・歩き喰いしている。

勿論、店内でゆっくりと座って食べれる店もあるが、
中華街のおもしろさは 立ち喰い。お祭り気分です。

お祭りの露天のような場所で
ラーメン・水餃子・唐揚げ・肉まん・・・なんでもござれ。
 格安料金で販売してます。
歩いてると、中国系の女性が私に呼びかける。
「そこのお兄さん、何にする?」

最初はラーメンの立ち喰いなんてできなかったが、
2回目のチャレンジで、見事リベンジを果たしました。
 立ち食いのコツは、
 あらかじめ、露地を曲がったトコなど、
混雑してない場所に目星を付けといて、
 買ってから、そこに移動して食べること。
  物怖じせず食べてみよう。私は一人で食べてきた。

フカヒレラーメン・・・300円
水餃子・・・4個入りは200円。
肉まん・・・小さいものは50円から。
チンジュアイス・・・400円。

ぜひ、みなさんもここで遊んできてね~



○「楽しいモザイク」

観光地・神戸の定番は やはり 港!
モザイクというのはショッピングセンターの名前?
 よくは知らないけど、モザイクで通用するはず。

神戸の港には遊覧船乗り場・長距離フェリー乗り場があり
小さな遊園地がある。マリンタワーもある。

キレイに整備された港を歩いていると、
売り子さんが大きな声を出している。
これは遊覧船のチケットを売る人達。
遊覧船は数種類あるので慌てなくても乗れます。
ほんとは選んで乗ったほうが面白いんだろうけど、
時間に無理の無い船を選びましょう。



○「神戸ベイクルーズ」

「神戸ベイクルーズ」ってのは会社の名前のようです。
私もこの会社の船を2種類 乗りましたが、
一番、簡単に船遊びが満喫できます。

チケットを売り子さんから買えばすぐに乗れます。

1、ポート オブ コウベ  50分コース 900円
2階建ての、ずんぐりした船が「ポート オブ コウベ」
中は ゆったりと テーブルが並べてあり、
ソフトクリームやジュースが売っています。
船内でタバコを吸うこともできます。

2、プロムナード  40分コース 900円
 こちらは高速船「プロムナード」
 船内での飲食・喫煙はできないし、シートも狭い。
 でも、速さにモノを言わせて、巡航時間は短いものの、
ポートオブコウベでは行けなかった神戸大橋をくぐり、
ポートアイランド内の異人館を窓から見ることができる。

どちらの船も神戸港を1周します。
神戸港を出発すると、まず説明を受けるのは『潜水艦ドッグ』
・・・潜水艦を修理するためのものです。
ナマズのような形の潜水艦が見られるかも。
その次に説明されるのは、窓の遠くに見える『明石海峡大橋』
・・・島と本土をつなぐ橋が おぼろげに見えます。
その後、建設途中の神戸空港を遠くに見ながら、
たくさんの人が住む人工島・ポートアイランドのヘリを進みつつ、
港に帰っていきます。



○「素晴らしきオリジナル」

神戸ベイクルーズで楽しい思いをした私は、
続いて、大きな紫の船「パルメドール」に乗った。

神戸港にはグルメなレストラン船、
「ルミナス」や「コンチェルト」があるが、
これもその系統・・・グルメ船を名乗っている。

乗船料は1800円。1時間30分のクルーズになる。
この日は10月だというのに、ものすごく暑かった。
 レストランには用は無い、すぐにデッキに向かった。
 私はタバコを吸いながら海を見てる方が性に合ってる。
デッキにはカウンターバーがあり、簡単な食事が取れる。
オリジナルカレーというメニューがあった。
 う・・・気になる・・・美味しそうだ・・・食べたい!
  注文してみた。 見ただけでレトルトのカレーだと分かった。
   ニオイもレトルト。食べてみて、確実にレトルトだった。
     オリジナルカレー!

言っちゃあ悪いけど・・・1時間30分のクルーズは途中で飽きる。



○「プリン・セット」

時間が余ったので行ってみた。
せっかく博物館があるんだから、行かないと勿体無い。

歩道橋を渡ったところに建物がある。
ここは博物館の隣りの休憩所。
おみやげがけっこう置いてある。

ジュースの自動販売機が いっぱい並んでいるのだが、
私は ここで マスター(なんのマスターだか?)が入れてくれる
280円のコーヒーが好きだ。
 あれ・・・280円だったかな・・・忘れた・・・
 メモが見当たらない。メモしてたかも忘れた。
神戸プリンとセットで買うといいでしょう。
 セット料金は500円。

1個250円の『神戸プリン』はお土産に良い。
常温保存が可能な変なプリン。
 もともとプリンって保存食なんだって。



○「マリン・セット」

誰も通らない、とても静かな博物館・・・
券を買おうと窓口に行くと、
「マリンタワーにも入れる共通チケットが900円」と言われる。
単品で入れば、海洋博物館が600円・マリンタワーが600円。
トクみたいだから、共通チケットにした。

博物館内は、あまり見るものは無し。見る価値も無し。
悲しく厳しいが これが現実。

マリンタワーに行ってみた。
入り口でオタオタしてると、誰か立っている。
エレベーター係の人であった。
係がいるのにエレベーターに乗るのは待たされる。むかっ。
エレベーターはガラス貼り。外の様子が見える。
私はタワーは好きなので、まぁ楽しめた
普通の人には物足りないであろう。

ちなみに・・・『タワー協会』というのがある。
東京タワー・京都タワーなど、有数の有名タワーの連合会だ。



○「ホテルは いづこ?」

神戸 ・元町に到着。夕方だったし、ホテルに向かう。
ホテルのパンフレットには、簡単な地図と
ホテルの場所はタワーの近く・・・とだけ書かれてある。
これが、けっこう厄介なのである。
駅から近いはずなのに、だいぶ歩いた。

元町駅には出口が二つある。
西口を出れば、最短ルート。10分以下で到着するものを・・・。
  私は東口からホテルを目指してた。

これはホテルに注意したいことである。
当人は分かっていても、初めて来る人は分かんないよ・・・。
駅の出口が2箇所以上の時は、どこの出口から出るか、
それだけで、だいぶ時間が違う。
せめて何何出口か書いておいてくれ。
 と言っても・・・私はブラブラ歩くのは好きである・・・



○「神戸タワーサイド ホテル」

元町駅から歩いて10分のホテル。
元町のアーケードや中華街に歩いていけるのが魅力。
 是非、夕食は中華街に繰り出そう!

結構、街並みと調和している。
なんと1階には交番が入ってる。2階は歩道橋とくっついている。

シングルに泊まったけど、普通のホテルより ゆったりしている。
お風呂も使い易い。大き目の蛇口から お湯がと~と~と流れる。
シャワーの切り替えも、失敗せずに使えた。
トイレはウォシュレットが無い・・・あれば完璧なホテル。

(注・2005年に全室リニューアルしましたので、
   ウォシュレット も完備してます)



○「旅立ちの朝」

最初、その話を聞いた時・・・『邪道だ!』と思った・・・

旅行最終日、ホテルをチェックアウトする時に、
旅行用品の詰まった大きなバッグは
宅配便でホテルフロントから送る人が多くなったそうである。

かく言う私も、この方法を実践してます・・・
 財布とチケットさえ持てば、あとは全て 要らない物。
  身軽に行動できます。軽い~~
一度やったら やめられない。軽い~



○「お帰りは こちら」

いよいよ関西とオサラバ。
日常生活に戻るために帰る。

この前、失敗した。
新幹線の切符を持っていたのに、
新大阪までの切符を買ってしまった。
ついつい忘れてしまった。160円、損した。

「私は これでも 待ち合わせには早く行くタイプ」
 新大阪駅には余裕を持って到着。
行きよりも落ち着いた行動が取れるはずなのに、
何だか 落ち着かない。

帰りたくないからか・・もったいないからか・・
「行き」は・・・全ての体験が「始まり」!
駅に行くのも、電車に乗るにも、
あらゆる所で、旅の始まりを感じていた。
「帰り」は ただ帰るだけ。新幹線に乗れば旅も終わり。
  ワクワクは もう無い。

新大阪駅構内にはお土産売り場が いっぱいある。
食べ物屋さんもあるが、混んでて入る気がしない。
名残惜しい関西・・・せめて、全てのお土産売り場を覗いてみる。
結構、食べ物が多い。旅行中は気付かなかった。

時間合わせの為に、何本かタバコを吸う。
新幹線に乗るのに、少しの緊張はある。

新幹線に乗る。静かに動き出す。
食べ物を買ってきてある。ゆっくり食べるつもり。
隣りの席の人も、弁当を出してある。
車掌さんが検札に来てから食べよう。
そう思ってた。隣りの人も そう思ってたらしい。
発車から、40分ほどで車掌が来た。
 お弁当は冷めてしまっていた・・。

行きよりも帰りのほうが時間が短く感じる。
いろいろ、思い出しながら新幹線に乗ってた・・。
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