超・初心者向け の 動画の撮り方。

いや、それ以前の知識。

私は、
去年の晩秋、急に ライブハウスで動画を撮ることになった。

デジカメは普段から使いまくってるが
動画は撮ったことが無い。

さてさて どうするか?
とりあえず 知識の習得が必要だった。


私に与えられたミッションは、
「ライブハウスで バンドの演奏を動画で録り、記録したSDカードをその場で渡す」こと。


自分で撮って自分で見るだけ なら、細かい事を気にする必要は無い。


ミッション完遂の為に調べたのは、超基本的な事だった。


動画の「ファイル形式」(フォーマット)の種類

○MP4.
 現在 主流となってきてる形式。
 これが使えるカメラなら これがいいみたい。

○MOV.
 昔は、macパソコンと仲が良かった形式。
 私が多数所持してるカシオのカメラは この形式。

○AVI.
 昔は、Windowsと仲が良かった形式。

○AVCHD.
 パナソニックとソニーが作りだした規格。
 他社のカメラや再生機では合わないこともあり。(なので使わないようにした)


動画の記録サイズ

○4K
 最高画質だけど、編集には かなりの高スペックパソコンが必要になるらしい。(なので使わないようにした)
 データもかなり大きくなるらしい。
 編集で後からズームアップしたりするには 適してるらしい。

○FHD(フルハイビジョン)
 サイズ的には、横1920×縦1080。
 メーカーによっては、横1440×縦1080。

○HD(ハイビジョン)
 サイズ的には、横1280×縦720。


フレームレート(fps)

○30fps
 一般的なもの

○60fps
 後から編集でスローモーションも使いたいと思うなら こっちのほうが適してる。

○120fps
 超スローモーションで 非日常的な動画を録りたい時だけ使う。




撮影可能時間
○通常のデジカメで録れるのは、どれだけ大きなSDカードを入れても 29分59秒まで(30分以内)。
 30分で いったん 録画中断になる。
 これは聞いた話では「長時間撮影可能だと カメラというジャンルじゃなくなって 関税が変わってくるから」というメーカー側の都合らしい。



三脚固定で録りたいなら

○三脚だと、たとえミニ三脚でも 足が広がってるから 幅をとる。

○「自立式一脚」という、足がコンパクトに開くタイプがある。
 それでも、縮めた時の長さが なが~い。持ち運びに苦労しそうだ。

○「自撮り棒 三脚付き」というのがあるから、それがベスト。
 私が買ったのは、150㎝ぐらいまで伸びる。
 コンパクトデジカメなら 安心して使える。



映像の画角

○広角側が25mmのデジカメで録った映像は 35mmぐらいにクローズアップされてた。
 ステージ全体を録るには 25mmのデジカメより もっと広角である必要がある。




ということで、

私はカシオの古いデジカメをたくさん持っている。
10年以上前のデジカメでも FHD撮影が可能だった。


自撮り棒・三脚付き に 固定して録った映像が これ。

音の設定は、なにも いじらずに録ってる。

ライブハウスの爆音 と デジカメの録音は、相性が良いみたいだ。

中古のカメラ3000円 + 自撮り棒3000円 + 16ギガSDカード1000円 で
こんなに綺麗に撮れるんだから すごいや。





↑↑で使ったカメラは カシオ ZR-200。


もう1台、パナソニックFZ1000で撮った映像があります。
これも 録音設定は なにも いじらず。
アーティストさんが ドラム映像を足して編集してます。




初めての動画撮影だったので カメラの動きが 挙動不審すぎる。
(カシオのカメラは広角で固定で こっちのカメラは演奏者のアップを撮る作戦でした)


動画撮影で 気を付けたことは、
「普段 写真を撮る時のように丁寧に」
「動きは ゆっくりと」
 でした。