2008年 8月30日・31日に 新潟へ行った時の旅行記です。

総合タイトルは「良好なる青空」 です。

旅行から帰ってきた直後に書いたものを
ほとんど そのまま載せているので
現在の状況と違ってる箇所が幾つかあります。





4 『明日の為に・・・傘を干せ!』

やがて外も 真っ暗に なる頃、
新潟駅から特急電車に乗って、旅館に向かった。

「新発田」の ちょい先、
「胎内市」の「中条」という場所に その旅館はあるのだが、
 私は その旅館のことを全く知らない。

私は普段、旅行の時はホテルに泊まっている。
今回の旅館は、「バス・共同」「トイレ・共同」なので、
団体生活に慣れてない私には それが不安だった。

中条駅に到着。
あぁ、なるほど。そこか。 駅前から 旅館の影が見える。

旅館と言っても、けっこう新しい建物なので、
「旅館のようなペンションのような民宿のような」施設である。

大きな玄関で靴を脱ぎ、靴を揃えて そこに置き、
フロントで簡単な宿泊手続きを済ませる。

旅館には、和室もあったが、
背中の痛みの為、わざと洋室を選んでおいた。

部屋に入ってみれば、6畳ぐらいの広さがある。
一人では じゅうぶん過ぎる広さだ。

チェックインの時、夕食の時間を聞かれたので、
「今すぐ食べます」と答えておいた。
なので、まずは部屋では何もせず、1階の食堂に行った。

早くも、夕食が お膳に乗って揃っている。
刺身+すき焼き+漬け物+味噌汁などが、
多過ぎない量で並んでいる。

「すき焼き(すき鍋)」という食べ物は、
一人で一人前を ゆっくり食べると、とても味わい深い。
星形の切れ込みの入ったシイタケの美しいこと♪美味しいこと♪
・・・家での すき焼きじゃ、シイタケなんか喰わん・・・
肉も野菜も ここでは美味しく食べられました。

部屋に戻る・・・。
はてさて、全く やることが無い。

普段は あれもしなきゃ・これもしなきゃ と
思いながら生活しているが、
ここには、何も無いので、何も やることがない。

『明日は晴れそうだから、傘を乾かしておくか・・・』

部屋は じゅうぶんに広い。
小雨で濡れた傘を 開いて乾かしておいた。

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5 『良好なる青空』

旅行前半に感じていた背中の痛みは、
旅館で晩御飯を食べ終えた頃に
すっかり消えていた。良好♪

旅館での夜は、
エアコンを止め、窓を開けると、
雨の音と虫の声だけが聞こえてきて
「一人でいること」をじゅうぶんに楽しめた。良好♪

当初は不安に思っていた「旅館への宿泊」も、
すごく 居心地が良く、ゆっくりできた。良好♪

次の朝、寝不足を感じながらも、
ちゃんと予定通りに起きれた。良好♪

朝食にイクラが出た。うっ。
私は普段、イクラは喰わない。
あったかご飯にイクラを乗せて食べた。美味しかった。良好♪

旅館からチェックアウトする時、
女将さんの お見送り付き。
「またのお越しをお待ちしています」
来年、私が新潟に来る時も この旅館に泊まるだろう。良好♪

心身ともに良好、天気も良好。最高の状態で、
関川村「大したもん蛇(たいしたもんじゃ)祭り」を見に出掛けた。

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6 『揺れる大蛇』

『大蛇のパレードを見る人は、安全の為、
 ロープや 置いてあるパイロンの外で見て下さ~い』
 そのようなことを大会主催者がマイクで言っていた。

この大蛇・・・デカイわりに、右へ左へ よく動く。
もちろん、担ぎ手の人が頑張って、大蛇を暴れさせているのだが。

村役場・前の「米沢街道」の車道を
いっぱいに使って、ぐにゃぐにゃと歩く大蛇。

私の目の前、大蛇の胴体が横に押されて突進してくる。

パイロンの外、歩道にいた私も よけなければ、ぶつかる。
一歩、下がったら、後ろの人に私が ぶつかった。
・・・危ない時は、一緒に避けようぜぃ・・・?頼むョ キミぃ。

『事故が起きると、お祭りの存続が危うくなります』
 とも、大会関係者がマイクで言っていた。

勇壮な大蛇のパレード。珍しいお祭り。
これからも続いていって欲しいものだ。

さてさて、これは「事故」では無いのだけれど・・・
新潟と言えど、夏は暑い。 8月なので暑い。

晴天の下・4時間。(日陰も探せばあるけど)
今回も、体力の限界を感じてしまいました。

お祭りなので、食べ物・飲み物の店は出てます。

「前回のお祭りで食べられなかった物を食べよう♪」と、
 最初は張り切っていましたが、
ウィンナーを食べて、おにぎりを食べて、
かき氷を喰った程度で、私のオーダーストップ。

暑くて、飲み食いする気力も無くなった・・・。

そして 一杯の かき氷・・・
大きめの紙コップに入っていて、
先がスプーン状になったストローで食べるのだが、
これ 一個を食べるのに 20分は 掛かった気がする・・・

若者なら、こんな かき氷、速攻で食べ終えるんだろうな・・・。

ちと、自分の年齢が 恨めしく思えた。

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