夢の ミシノン王国

現在、自分のHP「笑王院」を このブログに吸収中です。
そのため 古い記事を大量にUPしてます。
ミシノン王国に 今日も 日が昇る
たまには昇らない。更新率・低めのブログです

2006年 成田・佐原・銚子プチ旅行

~懐かしさ と 新鮮味~ その1

2006年10月14・15日、
佐原や成田や銚子に行った時の旅行記です。

文章は 旅行直後に 日記として書いたものです。
古いまんま載せてますので
今と状況が違う場合があります。

旅行記の総合タイトルは
「~懐かしさ と 新鮮味~」


1 『 普通に 』

普通に普通電車に乗った。
ここは京成電鉄。津田沼~成田間。

前の座席にいる人がパンフレットを見ていた。
『 ○○○ FUZOKU 』と読める。

FUZOKU? ・・・ふーぞく? ・・・風俗?

 え!? 風俗情報??

そのパンフレットが風俗情報であるワケが無い。

読んでいたのは まだ若いマダム。
もしくは ちょいと歳を重ねたヤンママ。
 綺麗な身なりをした女性だった。

どこかの「付属」幼稚園か「付属」小学校・・・
 じゃなかったら「付属」中学校のパンフレットを
 見ていただけのことである。

そんなこんなで 私の記念すべき小旅行が始まった。

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2 『 受け継がれる 』

千葉県の佐原に行ってきました。
年に2回の大祭りのある時期です。

大きな山車が14台 出ます。
あやつるのは 町の若者たち。
「佐原って こんなに若い人達が いたっけ?」
  と思えるほどです。

小さな子も いっちょまえの格好で、
 お祭りに参加していました。

こうやって お祭りが若い人達に受け継がれていくんだね。

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3 『 スーパー・ドリフト 』

大きな人形を乗せた巨大な山車が、
町中を、佐原ばやしの歌と踊りと共に ゆっくりと進む。

300年の伝統を誇る、佐原の大祭り。

山車は重量が3~4トンもあり、
引っ張る人・押す人・舵を取る人は必死に やってます。

が、たまに ドリフト走行を見せてくれます。

・・・地面に「の」の字を書くように、
   その場で360°ターンを数回 繰り返す・・・

それが 佐原の山車の大技『ののじまわし』である。

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~懐かしさ と 新鮮味~ その2

2006年10月14・15日、
佐原や成田や銚子に行った時の旅行記です。

文章は 旅行直後に 日記として書いたものです。
古いまんま載せてますので
今と状況が違う場合があります。

旅行記の総合タイトルは
「~懐かしさ と 新鮮味~」


4 『 記念旅行 』

気楽に登り始めた石段。
途中で、登ったことを後悔する。
てっぺんに着く頃には息も たえだえ。
40歳の記念旅行。

次の電車が来る時間を、
ちゃんと確かめ、覚えたつもりが、
きっちり覚えておらず、
駅で待ちぼうけを喰らう。
40歳の記念旅行。

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5 『 ひとり 静寂 』

たこ焼きを買って食べました。

「熱い」と分かっていながらも、
 たこ焼きを口の中に入れてみれば、
 想像を上回る熱さ。

噛むこともできず、飲み込むこともできず、
吐き出したくはなく、
ただ ひたすら、口の中で冷えるのを待ちました。

私、2分ぐらい 動きが止まってました。

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6 『 時代劇の中 』

私が旅行で行ってきた場所、「成田」と「佐原」。

どちらも『美しい まちなみ』優秀賞を受賞しています。

町の景観を守っていくのは難しいこと。

昔ながらの風情が残る、
佐原・小見川沿いのクリーニング屋さんは、
外観が時代劇風でした。

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7 『 消えよ 煩悩 』

成田山には「大錫杖(おおしゃくじょう)」という、
大きな「杖」があります。
長さ3メートル超、太さは20㎝ぐらい。

持ち上げると、煩悩が清められるそうです。
まぁ、私に煩悩は無い。
 悩み事も無い。

んな事より、成田山境内で
禁煙地域が増えたなぁ・・・困ったなぁ。

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8 『 芸術作品 』


   雲とクモ

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9 『 ドラえもんの お墓 』

佐原で発見しました。
ドラえもんの お墓です。


・・・間違ったことは言ってない。はず。

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~懐かしさ と 新鮮味~ その3

2006年10月14・15日、
佐原や成田や銚子に行った時の旅行記です。

文章は 旅行直後に 日記として書いたものです。
古いまんま載せてますので
今と状況が違う場合があります。

旅行記の総合タイトルは
「~懐かしさ と 新鮮味~」


10 『 松茸物語 』

10月14日、旅館に泊まりました。
夕食 出ました。
数々の料理が並べられる中、
私の知らない食べ物が・・・。

いや、知っている・・・
これは「松茸の土瓶蒸し」だ。
TVで見たことが あるゾ。

急須のような土瓶の てっぺんに
カボスが乗っている。

カボスをどけ、フタを取ってみると、
 なんと!!
もう一個 フタがありました。チャンチャン♪

中蓋を取り、ようやく、松茸と ご対面。

『なるほど なるほど こういう料理か・・・』
と、中に浮かんでる松茸を食べる。

こうして食べたのだが、土瓶の中に
汁が大量に残っている・・・

「なんとか、この汁も飲みたいな・・・」
急須のような口から、直接、口で飲むのは不可能だろう・・・
辺りを見回すが、適当な器が見当たらない。

・・・味噌汁のお椀に 汁を入れようか・・・
・・・お椀のフタに汁を入れようか・・・
 などと考えを巡らせていると・・・

ふと、気付く。
『あ、これだ!!』
一番 最初のフタだ!!!

一番 最初に取ったフタは、フタではなく、
オチョコだったんだ~~~!!!

「これだ、これだ」
小さな杯にチビチビと汁を入れ、キューっと飲む。

そうか、そういう食べ物だったのか。
先に気付くべきだった。

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あ。 なんか ウナギの料理があった
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11 『 人 と 人 』

14日の夜、旅館での晩ご飯は
 とても 有意義なものでした。

ご飯は「おひつ」のような物に入ってました。
お茶碗、軽めに三杯ぐらいの量でした。

後から考えてみると、
 全部、食べる必要は無かったんだな・・・きっと。
 全て 残さず食べました。
(家にいるときは、ご飯は一杯しか食べません・・・)

料理は どれも美味しく、とても満足しました。
ささやかなパーティーのような感じ。
まるで、私の誕生日を祝ってもらった気分でした。

食べ終わって、フロントに連絡すると、
すぐに女将さんが片付けにきました。

「すごく美味しかったです」と私が言うと、
『ありがとうございます。
 美味しかったって板前さんに伝えておきますね』
 と女将さんが言う。

なんか、その瞬間が嬉しかった。

私と板前さんが、女将さんを通して、
お互いを認め合ったような気がした。

作るのも「人」、食べるのも「人」。
言葉を発するのも「人」、ありがとうと言うのも「人」。

人と人との ささやかな つながり が
 とても重要で心地良いものだと認識させられた。

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12 『 甘い香りの誘惑 』

14日の夜、旅館での食事。

小さいグラスの液体から、
芳醇な香りが漂ってくる。

「これは きっと 
 とっても高い日本酒だな・・・」

「そう言えば、
 外で お酒を飲むことが無くなったな・・・」

「夜は長い。
 今日ぐらい、お酒を飲んでもいいだろう」

甘い香りの誘惑に負け、
『もっと飲みたくなった時の為』&『秋の夜長・・・一人で飲む為』
キッチリ酔える焼酎を500mlを1本、別注しました。

食事開始と共に、このグラスのお酒を飲みました。

そしたら・・・それは お酒じゃなかった・・・

『梅ジュース』でした。

そりゃ、いい匂いが するはずだ。

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成田の参道。
今は無くなった「鰻福亭(まんぷくてい)の にょろにょろウナギの看板」が
この頃は有った
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旅館の前の 看板
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~懐かしさ と 新鮮味~ その4

2006年10月14・15日、
佐原や成田や銚子に行った時の旅行記です。

文章は 旅行直後に 日記として書いたものです。
古いまんま載せてますので
今と状況が違う場合があります。

旅行記の総合タイトルは
「~懐かしさ と 新鮮味~」


13 『 海の水 』

海の水は しょっぱかった。

10月15日に、
千葉県 銚子の犬吠埼に行ってきました。

風が超強風。
海の波が岩に当たり、
しぶきになって飛んでくる。

海岸から20メートル以上 離れた所にいても、
「海の水は しょっぱい」を実感することができました。

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14 『 クララ 』

犬吠埼の灯台近くの
「犬吠埼マリンパーク」は、ヒマつぶしに入ってみたものの、
 中は けっこう イイ!

なんか ほのぼの。

水族館だけでも、まぁ値段ぶんは楽しめるし、
イルカのショーが見られれば、それはハッピー。

入場料は 大人1260円だけど、
 銚子電鉄や灯台で もらえる割引チケットを出せば、
 大人1050円で入れます。

あ? クララ? タイトルのクララ?

 クララはナマズの名前(品種)です。
  白いナマズの名前がクララ♪

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15 『 考える 』

「銚子」と言えば・・・かつて・・・
NHKのドラマ『澪つくし』の舞台になった町です。

灯台のある犬吠埼(いぬぼうさき)まで、
銚子電鉄に乗っての移動。

途中、「澪つくし号」が
車庫に泊まっているのが見えました。
風通しの良いトロッコ列車・澪つくし号を見て、
「寒そう・・・」だと思ってしまうぐらい、
風の強い日でした。

犬吠駅から徒歩5分。
灯台を目指して歩いていきましたが、
海に近付くほど風が強くなっていく。

犬吠埼灯台は、小学校4年の秋の遠足で行ったきり。
何の記憶も残ってない。

灯台の手前に、
こんなに でっかい アンテナが建ってるのネ。
船舶に正確な位置を教える為のアンテナだって。
知らなかったヨ。

写真を撮ろうと、カメラを構えると、
風に体を押し戻されてしまう・・・

普通に歩いていれば、なんとか 前に進めるけど、
写真を撮ろうとすると、風に飛ばされそうになる・・・

『オレって、こんなに ワキが甘いのか?』
 ・・・そんなにカメラの構え方は悪くないはず・・・

灯台の中の階段は 全部で99段。
気合いを入れて登ってみたが、
それほど大変ではなかった。

頂上まで行き、さらにハシゴを登ると、
バルコニー(←何て言うんだ??)に出られる。

一周したかったのだけど、風が強い。
あまりにも強い。
ポケットの中の物まで風で飛ばされてしまいそう。
怖いよ~ 怖いよ~

灯台の高さが怖いのではない。
「灯台が倒れてしまうのではないか」と考えると
 ものすごく怖い。

『オレって、怖がるところを間違っている?』
 ・・・妙な事ばかり考えているから怖いのだろう・・・

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16 『 「大」の字 』

旅先で「大」の字で寝たことが ありますか?

よくよく考えてみると・・・私は無かった。

旅行の時、いつも泊まるのはビジネス・ホテル。
しかも、シングル・ルーム。
必要最低限の物が最小で並んでる部屋。
 歩くことさえ ままならない。

でも、今回の旅行は違う。

初めて、旅館に泊まった。

旅館に入る前に深呼吸・・・
 気持ちを落ち着かせてから玄関に入る。
 年配のおじさんが フロントをしていて、
 泊まる為の手続きをしている最中に、
 大きな声で女将さんが「いらっしゃいませ~」

女将さんに連れられ、
簡単に旅館内の お風呂や非常階段の説明を聞きながら、
自分の泊まる部屋の前に行く。

ドアの横には『歓迎 ○○様』の文字。
「そうか、オレは歓迎されていたのか」と嬉しくなった。

部屋自体は、年代相当で古めかしく、
壁も畳も 人が使い込んだ形跡が染み込んでいる。
でも、それは マイナス要素には ならない。
 私は まっさらでゴージャスな仕様など 望んではいない。

夕食の満腹 と 2杯のチューハイの せいで
少し 眠くなった・・・

どうせ、やることもないので、ゴロンと横になった。

思えば、自分の家の自分の部屋の中でも、
 横になって、ぼけ~~っとする事が無くなってきてた。

『いい暮らしが したい』という願望は 誰にも あるだろう。
だが、その考えが足枷となって、『ゆとり』を忘れてしまっている。

たまには 旅館で ゆっくりしよう。
 旅館に泊まって、
  忘れてしまった「ゆとり」の感覚を取り戻そう!

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お風呂に行ったら誰も居なかったので
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今はこの旅館は 一人客は泊まれないかも。
旅館は 成田山の真ん前に建ってる。
これは 夜の 成田山の講堂。
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