夢の ミシノン王国

現在、自分のHP「笑王院」を このブログに吸収中です。
そのため 古い記事を大量にUPしてます。
ミシノン王国に 今日も 日が昇る
たまには昇らない。更新率・低めのブログです

2014/02 豊橋旅行記

1・『そう決意した』

ここから続く文章は 2014年2月22日・23日の 豊橋に行った時の旅行記です。

私は豊橋に行くのは初めてだったし、
行く理由が、小さなライブハウスに行く為だったので、
旅行の楽しさは あまり期待してなかったのですが、
行ってみれば、すごく楽しく すごく気持ちの良い旅行ができました。


では、豊橋旅行記・第1話からスタート
1・「そう決意した」

そりゃぁ 私だって 旅行費を安くおさえたい。
いかにして 安く・速く行けるか を考えた。

その前に、「豊橋」という土地。
私は豊橋の正確な位置を知らなかった。

東京から行くと、
浜松より先・名古屋よりも手前 だった。

JRの鈍行列車で行こうとしたら、行けない距離ではないのだけれど、
それなりの時間とお金がかかる。

高速バスで行くにも それなりの時間とお金がかかる。

となると、JR東海のサービスに「ぷらっと こだま」というプランがある。
これは『事前予約が必要で、後から変更は一切できない』という制約があるけれど、
東京→浜松まで 新幹線こだま号(6300円)約2時間乗車 + 
浜松で鈍行列車に乗り換えて(650円) 約30分後に豊橋に到着。
約7000円で行かれるんなら なかなか良い。

ただ、東京→豊橋を 正規の新幹線の料金で調べてみると、
インターネットの路線検索で見たら 8190円 と出た。

こだま号よりも速い「ひかり号」に乗れて、
(ひかり号だと 東京→豊橋は1時間30分未満)
切符さえ買えば制約は何も無い「ひかり号」で行く事にした。

で、当日、出発した私は私鉄でJR津田沼駅に行き、
「みどりの窓口」で 新幹線の切符を購入した。
その額、9220円。

そんなに高かったっけ? 愕然としたけど、
津田沼から東京駅まで450円かかるし、
私が見たネットの路線検索は 指定席ではなく自由席の料金だった。

9220円・・・
片道で約2000円も違ってくるなら
事前準備を入念にやって 事前予約をして
「ぷらっと こだま」にするべきだった・・・

うわぁ 失敗した・・・
今回の旅行は ぜいたくできない。

昼食・晩御飯、安い物を食べよう。
コンビニおにぎり・・・いや それよりも安いスーパーのおにぎりを買おう。
行きの新幹線では お茶も買わないようにしよう・・・

そのように考えてると、どんどん 精神が ちぢこまっていくので、
心を切り替えた!

約2000円 高くなったけど、チャラになるよう努力しよう!
片道9220円かかるが「損をした」と思わないような素晴らしい旅行をしよう!

他の人が うらやましがるような良い旅行にしよう!!  そう決意した!



○新幹線
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○チケット
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○豊橋駅の新幹線乗客用の喫煙所は 改札口付近にあった
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○豊橋駅のコンコース
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○豊橋は路面電車が走ってる
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2・『残念からのエクセレント』

旅行前に 豊橋の観光地を調べてみたが、
どこを見たらいいのか わからない。

ふと見た「豊川稲荷(とよかわ いなり)は 日本3大稲荷の一つ・・・・・・」という言葉に
強い興味を感じた。

調べてみると 豊橋→豊川は 電車で12分。
豊川稲荷は駅から徒歩3分。 (←実際には 5分と思って下さい)
かなり近い。 簡単に行ける。

私も豊川稲荷の事は全く知らない。
おもしろい場所か どうか わからない。
観光に適しているのか、その保証は無いけど 行ってみたくなった。

「つまらなかったら すぐに帰ってこよう」、そう思って 豊川の駅に着いた。

駅から出る時、改札の上に大きな看板が出ていた。
『あけまして おめでとうございます』と書かれている。

今は 2月だ。  それも 2月の終盤だ。
それなのに、ここには「あけましておめでとうございます」なんて書かれている。

これは ひどい所に来ちゃったなぁ・・・ ダメな観光地なんだろうなぁ・・・
看板を見て すごく残念な気持ちになった。

駅前の大通りは商店街になっていた。
歩いてみるが あまり活気は無い。
だが、豊川稲荷に近付いてくると、
門前は一気に観光地っぽくなった。

お土産屋さんの店頭に 変わったせんべい(生せんべい という やわらかい物)が
売ってたので、即 買った。
もう この段階で 「残念な気持ち」から 精神力UP!

豊川稲荷の境内に入ると すごく広い。

男前な稲荷(キツネ像)があったし、、
大本堂は荘厳な造りだったし、
渡り廊下 は おもむきのあるものだったし、
小道に はためく無数の のぼりは 日常では見られない光景だし、
大本堂以外にも 古くて立派な和風の建築物が 多数あったし、
私の 豊川稲荷の評価は 「エクセレント!」
ほんとに素晴らしい。 ほんとに優れている。

50分ぐらいかけて、境内をゆっくり歩いて回ったが、
もう一回 見て回りたい気持ちになった。

次回、豊橋に行く機会があったら、
また必ず 豊川稲荷に行こう。


○駅で見たもの
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○豊川稲荷
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3・『たくさんのキツネ』

豊川稲荷の奥の方・・・
小さな鳥居があって 長い小道があって 両脇に旗が立っている。

少し歩くと両脇に キツネの石像がある。
また少し歩くと また 両脇にキツネの石像があり、
また歩くと またキツネの石像があり、
そうやって 「霊狐塚」に辿り着く。

ここにも 周囲にキツネ像がたくさんあり、
前を見ると とんでもない数の 小さなキツネの石像がある。

ちょっと気持ち悪い光景だけど、すぐに 馴れた。

無数のキツネ達が かわいく見えた。

豊川稲荷を出た後、門前で どうしても 名物の「いなりずし」を買いたくなった。
ホテルに着いてから食べる用、もしくは夜食用に。

その前に、気になる食べ物を買って その場で食べた。
「おきつねバーガー」(300円)
パンの部分が ふわふわカリカリの油揚げで
チキンカツをはさんだバーガーだった。
これは おいしかった。

いなりずしは、ノーマルな稲荷寿司 と 「いなりコロッケ」なる物を買った。
いなりコロッケは、コロッケではなく、「稲荷寿司を揚げた物」だった。
ノーマルな稲荷寿司のほうが 私の好みだった。



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4・『見たいじゃないか!』

豊橋駅には 東口と西口があり、東口は繁華街。
路面電車が走り、観光スポットが幾つか存在する。

私が泊まったホテルは『ニュー東洋ホテル2(朝食付き5500円)』で西口から徒歩5分
(と表記されているが もうちょっとかかる気がする)のホテルである。

豊川稲荷の観光を終え、ホテルへのチェックインは午後4時30分を過ぎていた。
午後6時45分からは 外せない予定がある。
昼御飯をじゅうぶんに食べてないから 豊川稲荷で買った おいなりさんを食べておきたい。

時間的には ホテルでゆっくりするのがいいのだろうけど、
もう一件、行っておきたい場所があった。

『牟呂八幡社 (むろ はちまんしゃ)』
地図で見ると 宿泊ホテルから 2㎞未満の場所にある。

翌日の私の予定は 東口を重点的に見る予定だったので
西口方面にある牟呂八幡を、今日 見ておくと、明日の観光がラクになる。

私が牟呂八幡を見たい最大の理由が、ここが
『ええじゃないか 発祥の地』だと言われていること だ。

「ええじゃないか」・・・小学校だったか社会(歴史)の時間に習った。
内容は覚えてないけど 言葉のインパクトが強い。

江戸時代に町民が「ええじゃないか ええじゃないか」と騒ぎ踊りまくる社会現象が大流行した。
その「ええじゃないか」運動の発祥の地が 近くにあるのなら 見たいじゃないか!

ということで 行く。
時間の余裕が無いので、財布・タバコ・カメラだけの最小装備で、
カバンも地図も持たずに出掛けた。

道順は、
「ホテルを出て右、すぐの交差点を右、そのままずっと直進、
 大きな交差点から 2本目あたりを右。 そこらへんに ある」
地図で見た道順を頭の中に叩き込んで出発した。

2㎞未満なので 徒歩で20分で着くはず。
次の予定が詰まってるので、もし牟呂八幡が見付けられなかったら、
探し回ることは しないで、そのまま帰ってこよう と思ってた。

大きな交差点を過ぎた後、消防署の前に出てきた。
おかしいな・・・私が見た地図には 消防署 無かったな・・・
これは道を間違えたんだな・・・もしくは 気付かずに通り過ぎてたんだ・・・

歩いてきた時間的にも ここらへんにあるはず。
でも タイムリミット。ホテルに戻るのが得策か、と思いつつ、右側を見ると、
「ええじゃないか発祥の地 牟呂八幡宮」の旗が立っているのが見えた。

すごく ホッとした。 うまく辿り着けた。
私が牟呂八幡の境内に居た時間は10分程度なんだけど、
境内には小さな社が幾つかあって、
小さな神様に挨拶したり、おみくじを引いたりして 帰ってきた。

やっぱ、地図で見ると、ホテルから牟呂八幡までは
1.8㎞ぐらいあるのね。

片道が1.8㎞。 往復なら3.6㎞。
3.6㎞をず~っと早歩き は 足に こたえた。
翌日は 足 筋肉痛。



○道に迷い あきらめようとした時に  のぼり 発見
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○牟呂八幡宮
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○立派な縄
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○あと、これは小ネタで・・・

 牟呂八幡宮へ行く途中、 大きな五叉路があった。
 すごく広い道。
 大きな歩道橋があって、登れば どの道へも渡ることができる
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○ハッと気付いた。
 歩道橋も入り組んでるし、「五叉路じゃ自分がどこから歩いてきたか?分からなくなる」。
 帰り道で迷子にならないように、自分が来た道の写真を撮っておいた
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5・『オレも アウェー』

当日、午後6時45分から 私には外せない用事があった。

もともと今回は、
「2月22日・豊橋駅東口のライブハウスに行きたい」
というのが旅行のキッカケだった。

宿泊ホテルで休憩してたり おいなりさん喰ってたり
歯磨きしたり 着替えしてたり、駅前で迷子になったり、
到着時間は少し遅れてしまったが、
無事 ライブハウスに着いた。

当日の出演バンドは 5組。

1番目に登場したバンドは私は見てないが、

2番目に登場したのが
東京のバンドで『Voice of Divine Children(ヴォイス オブ ディバイン チルドレン)』。

3番目に登場したバンドが
名古屋の『VISCO』さん。

4番目に登場したのが
東京で活動してる『MECHANICAL TEDDY (メカニカル テディ)』。

5番目、トリを勤めるのが
地元・豊橋のバンド『UNTITLED』さん。

2・3・4番目のバンドは遠征ライブなので
ここは地元じゃない。
いつもやってるライブハウスを本拠地(ホーム)と呼ぶなら
この日のライブハウスは  アウェー。

そういう意味なら私も
豊橋のライブハウスには行った事が無いから アウェー。

当然 私は そんな事を気にしてなかった。
2番目のバンドが演奏を開始した時、
いつものようにフロアの最前列に行ったら、
最前列  誰も居ない。

このライブハウスは、
ステージとフロアの境界に鉄柵があって、
そこから3mぐらいの所にも鉄柵がある。
(すきまがあいてるので 自由に行き来できる)

その仕切られた中に居るのは私だけ。
入っちゃいけない所なのかと思って 慌てて 後ろに下がった。

当然 そこは 自由に入っていい所だったんだけど、
最前列に行きづらい雰囲気があった。

途中から メカニカルテディの女性ボーカルの りのチャンに そそのかされ、
最前列で楽しくVoice of Divine Childrenの演奏を観覧したけど、
それでも自分の中では、
演奏者達を前に 下がってしまった自分を反省してる。

こんな中で 全ての うっぷんを晴らしてくれたのが メカニカルテディ。

本拠地・東京でやるライブと全く変わらない。

ひたすら盛り上げていき、気付けば 回りには 踊ってる人・騒いでる人 多数。
最後は いつものように お祭り騒ぎ の バカ騒ぎだ。

ファンだから 「ひいき目」で言っちゃうのだけど、
この日のメカニカルテディのライブの盛り上がりは
全ての観客、他の出演バンドメンバー、ライブハウス・スタッフ、
全員をHAPPYにしたし、
全員の記憶の中に残ったはずだ。




○ヴォイス オブ ディバイン チルドレン
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○メカニカル テディ
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6・『大名の お宿』

旅行2日目は午前10時ちょっと前にホテルを出発。

目的地は『豊橋市 二川宿本陣(ふたがわじゅく ほんじん)』。

旅行前に 色々と調べてる中で 心ひかれるものがあった。

豊橋駅から 浜松方面へ わずか 一駅。
二川駅から歩いて10分程度の所にある。

ここらへんは大きなビルや店が無く、
古い町並みが残ってる場所だった。

各家庭の玄関を見ると、
「さるぼぼ」という赤い小さな布人形が ぶら下がっている。
これを見ると なぜか旅情感がUPしたし、
旅行者である私への おもてなし を感じた。

二川宿本陣に到着し 大人400円の入場料を払って 中に入った。

けっこう立派。 けっこう広い。
いや、すごく広い! すごく品格がある。

私は、言葉の意味での「本陣」は知っていた。

本陣ってのは、
お殿様が旅行をする時に泊まる宿。
分かり易く言うと
江戸時代に 大名が参勤交代(大名行列)の時に泊まる場所。

私は、「昔の古い家を見る」ぐらいの軽い気持ちで行ったのだが、
本陣の中、座敷に上がって奥まで歩いていくと
「ここにも部屋がある」・「まだ部屋がある」・「奥にもまだ部屋がある」、
「どんだけ大きい建物なんだ!?」と、本陣の大きさに 正直 驚いた。

大名が たくさんの従者と共に泊まるのだから これぐらいの大きさが必要なのだろう。

そこから見える庭園も立派なものだった。
立派な建物に似合う綺麗な庭園だった。

本陣の隣に『旅籠屋(はたごや)』が(移築されて)建っていた。
江戸時代、大名は本陣に泊まるけど、
普通の旅人は『旅籠屋 (はたごや)』と呼ばれる宿屋に泊まっていた という。

これも私の目から見ると かなり大きくて豪華な建築物。
細かい所まで見れば見るほど おもしろさが増していった。

歴史ある建築物 と 庭園 と 梅 のコラボ、
じゅうぶんに楽しんだ。



○行く途中の家々には さるぼぼ が吊されてた
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○「ひなまつり展」 やってた
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○長い廊下
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○和風
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7・『こういう流派』

私が たいそう気に入った「二川宿本陣(ふたがわじゅく ほんじん)」であるが、
私が行った時は 季節限定のイベントをやってた。

2014/2/1 ~ 3/16まで、『ひなまつり展』をやっていた。

「本陣」の広い建物の中に、
天井を埋め尽くすほどの「つるしびな」があったり、
壁一面に「つるしびな」があったり、
一部屋の中に 段飾りのお雛様が何組も展示されてたりした。

「純粋に建築物だけ撮りたい」と言う人には ちょっと邪魔な企画かも知れないが、
「ひなまつり展」などの企画物が開催されてる時に見に行ったほうが、
絶対に オトク!
わざわざ見に行く価値がある と思ってる。

知らずに私が行って、イベント期間に ぶち当たったので
すごくラッキーだった。

ただ、ひなまつり展を見に行くなら・・・
本陣と旅籠屋は 暖房 無い。
真冬の寒さだ。 足の裏 冷える。
靴下・2枚重ね か モコモコ靴下で対応するといい。
寒さを強く感じたら 風邪をひく前に
隣の資料館(鉄筋コンクリートのビル・冷暖房完備)に入って 体を温めると良い。

この日、たくさんの雛飾りを見た私であるが、
中でも特に珍しいお雛様があった。

『御殿飾り (ごてんかざり)』と称される、
お雛様の中の偉い人形が 煌びやかな家の中に入ってる雛飾りだ。

私は こういう飾り付けを初めて見た。
一つだけではなく 何組も展示されている。

「こういう ひな祭りの流派があるのか・・・」と驚いた。



○御殿飾り。  もっとたくさん展示されてた
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○つるしびな
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○隣の建物の つるしびな
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8・『城攻めは できぬ』

仮に 豊橋駅から電車に乗ったとすれば、
1時間もかからずに名古屋駅に着く。
1時間30分未満で岐阜に着く。

名古屋城も岐阜城も 私は見た事がなく
行ってみたいんだけど 今回は 却下。

他に戦国マニアが喜びそうな所では
長篠城(ながしのじょう) や 設楽が原(したらがはら)が
電車で1時間ぐらいの所にあるようなのだが、
これらも今回は 却下。

旅行の前の週と その前の週に 大雪が降った。
名古屋は大丈夫だろうけど
岐阜や長篠は雪で苦労するかも知れない。
(これは 私が現地を見ないで勝手に思ったことなので 信憑性・無し)
「城攻めは できぬ」 そう思った。

でも、豊橋にも お城がある。

豊橋公園の中に 吉田城(跡)がある。
いや、私としては逆を言いたい。
吉田城が整備されて一部が豊橋公園になっている。

豊橋公園までは そんなに遠くないんだが、
あまり乗ったことが無い路面電車に乗っていった。

豊橋公園駅で降りたのは、もっと人が降りるのかと思ったら 私一人。
公園は市民用に 野球場やテニスコートがあって、
わざわざ観光で来てるのは私一人 という雰囲気だった。

大きな駐車場を見ながら どんどん奥へ進むと 道が狭くなり、
林があったり、川があったり、橋があったり、城壁があったり、
お城っぽくなってきた。

吉田城は 戦国時代は 徳川×武田の激戦の地であったらしい。
歴代の城主の中に、
家康の天下取りに最も貢献した「徳川四天王」の一人、
酒井忠次(さかい ただつぐ)の名前があった。

吉田城は もともと天守閣は無く、
お城の中心は 偉い人達の屋敷で、
四方を4つの櫓(やぐら)と塀で守るタイプの城だった。

一つの櫓が その日は内部公開していたので入ってみた。
鉄筋コンクリート製だったので ちょっとガッカリしたが
4階建ての立派なものだった。
これでも じゅうぶん大きいよね。

豊橋公園の中は ほとんど歩いて見て回ったので、
次に 近場で おもしろそうな所に行った。

「豊橋ハリストス正教会聖使徒福音者馬太聖堂」 と
「安久美神戸神明社」に行ってきた。

どちらも 外から写真を撮るぐらいの観光だったが・・・
名前 長ぇぇぇぇーーーー。

豊橋ハリストス・・・・・・の後ろのほうの「馬太」は『マトフェイ』と読むようだ。

安久美神戸神明社は「あくみ かんべ しんみょうしゃ」と区切ると読みやすい。



○吉田城
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○豊橋ハリストス正教会聖使徒福音者馬太聖堂
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○安久美神戸神明社
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9・『気力と体力の回復』

旅行2日目の2月23日は、
午前中は 二川(ふたがわ)駅周辺をぶらぶらし、
午後は 豊橋公園と その周辺を歩き回った。

じつは朝から(昨日の疲れで)もうとっくに筋肉痛だった。
午後3時には体力の限界を感じていた。

おなかも すいている。
そういえば、朝 ホテルで朝食を食べてから何も食べてない。

豊橋公園周辺に飲食店は少なかった。
「賭け」に出てみる。 あ、そんな大した賭けじゃない。
「歩いて行って、最初に見付けた飲食店が営業中だったら
 どんな店だろうが 入って食事する」と決めた。

なかなか見付からず 数分 歩いていくと、ビルの一階にレストランがあるようだ。
レストランの様子は よく見えないけど 店の看板が出てる。
「営業中」の看板も出てる。

ちょっと入りづらかったけど、
看板に書かれてる文字が気になった。
『人気メニュー  チャイトン定食・・・1200円』

なんだろ?それは。
すごくおもしろい物を見付けちゃった気分で 店内に入った。

店内は広く、落ち着いた雰囲気。
お客さんは誰も居なく、
店の おじちゃんが お膳を並べて綺麗にする作業をしてた。

席に着き、当然、私は チャイトン定食を頼んだ。
もちろん、どんな料理が出てくるのか わかんない。

料理が出てくるまでの少しの時間、ゆっくりさせてもらった。

出てきた物は、豚カツがメインの定食だった。

わからないが、
チャイナ風トンカツという意味があるのだろうか?

(後に家に帰って「チャイトン定食」を検索したら
 一件 それが出てきて、私が食べた店の物だった)

特製ソースが染み込んだトンカツ と サラダ と 御飯 と 味噌汁 と、
漬け物 と なめこの入った大根おろし のセットだった。

それらは、ちょうど私がその時に食べたかった物だった。

前日は おいなりさんばかり食べてたので 肉系が食べたかった。
そう言いつつも サッパリとした物も食べたかったので、
トンカツと大根おろしは その時の私の気持ちにピッタリだった。

料理を出す時に、店のおじちゃんは、
私が飲み干したコップの水を 注ぎ入れて
「ゆっくりしてってね~」と言った。

お言葉通り、ゆっくりさせてもらった。
この店 と このおじちゃんの おかげで
気力と体力が かなり回復した。




○レストランの看板
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○チャイトン定食
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○食べた後 近くのお寺を見て来た
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10・『自分で自分を褒めてあげたい』

レストランで遅めの昼食を取った後、
豊橋駅東口界隈のお寺や神社を4軒 見て回った。

旅行前に、豊橋の観光ガイドをインターネットで調べたら
たくさんの神社仏閣が出てきたが、
実際に行ってみると小さなお寺で、「住居 兼 お寺」のような所が多かった。
ズカズカ 入って行くのに気が引けたから、
そういう所では 入り口で写真を撮るだけで観光終了にした。

午後5時前に 豊橋駅に帰ってきた。
足が疲れて 「もう歩けない」状況だった。

でも、昼間に新幹線のチケットを買っていて、
チケットは午後6時45分・豊橋出発の ひかり号だ。

豊橋・発着の ひかり号は レア物で、2時間に1本しか無いから、
それに乗りたいから、
満席で乗れなくなるのがイヤで、早めに昼間に自動券売機で買っておいた。

その作戦が裏目に出たのか・・・もう歩けない状態なんだから、
本心は「こだま号でも なんでもいいから 乗って すぐに帰りたい。」

駅の外のベンチで けっこう長い時間 座りながら考えた。
「あと2時間近く待ってないといけないのか・・・」
もはや体力はゼロに等しい。 精神力も 無い。もう帰りたい。

でも、だんだん考えが変わってきた。
「2時間も あるんだから、もう一つ、どこか 旅行のシメに見ておこう」。

次に見に行く所は  想定してなかった。 もはや 観光のネタ切れ。
駅にある「周辺マップ」を見ながら 次に行く所を決めた。

「西口から 大通りに出て右折。二つ目の交差点を左折。そこらへん。」の
『羽田八幡宮』に行ってきた。

まぁ、多少の迷子にもなった。
豊橋のお寺や神社は巨大なものではなく 大通りに面してない事も多いので、
旅行者が訪ねていくには 詳細な地図を持って行かないと 見付けられない可能性がある。

こうして 豊橋旅行・完全に終了。
あとは お土産を買うだけだ。

豊橋の名物は、チクワらしい。
「ヤマサの ちくわ」が有名らしい。
あとは お菓子の ブラックサンダー。

駅のデパートで、ちくわ や ブラックサンダーを見てたら、
他にも おいしそうなお菓子があった。

が、その時の私に 一番おいしそうに見えたのが、
「36Sticks」という店名の スティック・ケーキだった。

しかも、「日にちに 3か6が付く日は 1本が150円」というサービスがあった。
私が行ってたのは23日なので、「6本入り・900円」が「本日のオススメ」だった。

すごく美味しそうだったし、店員さんが可愛かったので 問答無用で買いました。

豊橋でケーキを買い、帰路の旅は2時間半。
この長旅でケーキを 潰さず・倒さず・グチャグチャにせず、
綺麗な形で持ち帰った私は・・・自分で自分を褒めてあげたい!!



○綺麗に持ち帰ってきた箱
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○箱の中身、スティックケーキ
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○旅行最後に立ち寄った場所
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○羽田八幡宮。由緒ある場所のようだ
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