この旅行記は 2008年1月27日に
千葉県の館山(たてやま)に 日帰りで行ってきた時の旅行記です。

文章は その時に書いたものなので
情報が古い所もあります。

旅行記の 総合タイトルは 「 館山200% 」 です。



1 『 いざ 館山 』

きっかけは ちょい 不純。

「話のネタになればいいなぁ」ぐらいの気持ちで
出掛けてきた。

私も 思われてるほど 若くはない。
小さい頃は、汽車が普通に走っていた。
(私は 乗った記憶が無いのだが・・・)

私は幼稚園の時、
「将来の夢は?」と聞かれて、
『機関車の運転手』と答えていた。

冬の一時期、千葉の南端・房総半島で、
SL=蒸気機関車が運転されると云う。

「あぁ、千葉か・・・、しかも 房総。
 私は 千葉に住んでる以上、
 千葉のことに もっと詳しくなりたい」

調べてみると、SLが走るのは、
たった3日間だけ。

急遽、SLの到着駅・館山に行く事に決めた。

s01



s0102



s0103



s0104





2 『 なめろを食べよう 』

思い起こせば、5年前に 一度、
旅行の通過点として館山に立ち寄っている。

その時、
「駅前の回転寿司が すごく美味しかった」
 というのを強烈に記憶している。

「1年に一回ぐらいは、この寿司を食べに来よう・・・」
 と、その時、密かに誓いを立てたが、
 ず~~っと行かないまま 過ごしてきた。

日曜日、お昼の1時半頃、館山駅に到着した私は、
まっさきに、この回転寿司屋を目指した。

5年ぶりなので、町が変貌しているかも知れない。
が、「あ~ あるある♪」
懐かしい、『地魚回転寿司 丸藤』の文字が見える。

店内に入り、回ってくる寿司を見ながら、
とりあえず、イカから食べ始めた。

回転寿司と言えど、お客さんは みんな、それぞれ、
食べたい物を注文して握ってもらっている。

私は まだ慣れてないので、
注文するのが恥ずかしいのだが、「生のタコ」と
楽しい食事の最後を締めくくるネタに「なめろ」を頼んだ。

「なめろ」と言うのは・・・
「なめろ」と書いて発音的には『なめろ~』でありまして、
鰯や鰺など、その時の旬な魚を たたいて すり身状にして、
味噌やシソの葉やネギで味を調えた(その為、生臭さは全く無い)、
千葉の漁師町の郷土料理です。

「なめろ」の軍艦巻き・・・すごく美味しかった。
腰が抜けてしまうほどの 美味さだ。

もし、館山周辺で、
腰を抜かしてる人を見掛けたならば、
その人は きっと、
「なめろ」を食べた人だろう・・・

s0201



s0202



s0203



3 『 館山 200% 』

館山のタクシーは とても親切だ。
5年前の観光でも そう感じた。
今回も そう感じたので、文のタイトルが
「館山200%」!!

ん~ 厳密な計算で言うと、
2/2の割合で親切なので100%なのだろうが、
ここでは あえて 200%親切だ! と言い切っておく。

前回の旅行では、タクシーの運転手さんが なかなか気さくな方で、
話をしながら、楽しく移動した。

今回のタクシー運転手は、ちょい コワモテ。
世間話は一切せず、私も話しかけられず、
黙々と第一の目的地に向かった。

最初の行き先は、大福寺。 通称・『崖観音(がけかんのん)』
断崖絶壁の山の中腹に、
漁師の安全と大漁を祈るため、観音様を奉っている。

崖観音は 写真で見ると異様な光景に驚かされるが、
建物は、けっこう小さい。
「登って…降りて…」で、10分もあれば、一応、見てこれる。

タクシーの運転手さんに、
『15分ぐらいで戻ってきますから、待っててもらえますか?』
と言ったら、
『(料金)メーター、止めておきますから、ゆっくり見てきて下さい』
と、親切な言動で答えてくれた。・・・ありがとう♪

前回の旅行の行程は 
館山駅→那古寺→崖観音→海中観光船
 で1時間程度。料金5500円ぐらい。
(海中観光船の乗船料は別2500円)

今回の旅行の行程は
館山駅→崖観音→館山城→館山駅
 で、1時間程度。料金は5500円ぐらい。

館山に行って、効率よく観光スポットを見て回るには、
館山のタクシーが 絶対に オススメです。


崖観音・・・なんか意味の分からん短い洞窟もあります

s0301



s0302



s0303