奈良の「平城宮(へいじょうきゅう)」は、
私が旅行で一番見たかった所だ。

下調べは ちゃんとしたつもりだった。
「海龍王寺や法華寺を見た後、
 平城宮の敷地の脇から入り、朱雀門と大極殿を見る」予定を建ててた。

でも現地に行ったら あまりの広大さに 予定を変えざるを得なかった。

小学校の時、授業で
『なんと(710年)大きな平城京』と語呂合わせで覚えた。

実物は そんな なまやさしいもの じゃなかった。

私が行ったのは、平城「京」ではなく、平城「宮」であり、
平城宮は、平城京の中心部の約1㎞四方というが、
それでも とんでもなく広い。

私が まず辿り着いたのが『東院庭園(とういんていえん)』だった。
法華寺方面から歩いてきたら ここに着いた。

近くの大きな門から 周辺を見ると 畑や空き地ばっかり。
その先には電車の線路や都市の建物が見える という不可思議な光景だった。

遠くに もっと大きく豪華な門が見えた。
それが朱雀門。
当初は『朱雀門から平城宮へ堂々と歩いていこう!』
と思っていたが、瞬時に あきらめた。

「東院庭園」から『第一次 大極殿 (だいいちじ だいごくでん)』を
目指して歩いて行ったが、もはや精神的に弱っている。
何も無い原っぱの中の道を てくてく歩いていった。

途中、何箇所か 見所があったようだが、
さら~っと流して 通り過ぎた。

やっと、大極殿がある中庭のような場所に来たけど、
そこから見ても まだ大極殿が遠くに見えた。

でも、中庭みたいな所を1周してみた。
歩くだけで疲れるんだけど、それは 私の自己満足の為。
ここは私が一番見たかった場所だから 手抜きはできない。


東院庭園も大極殿も、すごい施設で
入場料がかかりそうな雰囲気だったけど
どっちも無料。 すごく良かった。


私が2014/04/20に見に行った時の実感として
(だから確定情報じゃないし、あまり アテにならない)、
「平城宮は 車で見にいくべき」だと思った。
敷地内で数箇所、駐車場を見た。(朱雀門の近くの大駐車場以外で)
公式HPでは「公共機関でお越し下さい」と言ってるけど。

敷地内には、
「東院庭園」と「遺構展示館」と「平城宮跡資料館」がある。
 その近くには 小さいながらも駐車場がある。

とにかく広い。
平城宮の全部を見て回ると、5時間以上かかる と思う。
体力は極限まで使う。

真夏に ここに行く人は ほんとに
熱中症・「のたれ死に」 に注意してくれ。


徒歩で行く人は、
事前に詳細マップを入手して、どう回るか? 作戦を立てておくといい。

大極殿の裏にバス停があるから、
「ぐるっとバス」を有効利用すると いい。
(バスの時間は 未確定なので ちょい計画が建てづらいが)



最初に辿り着いた時は 何が何だか 分からなかった。
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畑が広がってる。 その先に町がある。
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「東院庭園」。
最初は 入っちゃいけない所かと思ったら、
入場無料で ボランティア・ガイドさんも居た。
短めコースで解説してもらった。
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東院庭園を出て、大極殿へ向かう道。
このような周囲に何も無い場所が多い。
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どこかに着いた
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これは 何だろ?
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これは、第二次 大極殿の跡
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やっと、大極殿のある敷地内に到達した
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中に入った
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さすがに巨大で豪華絢爛だった
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大極殿の裏に バス停 あった
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