白衣観音と洞窟観音を見終えて、バスで高崎駅に戻ってきた。
達磨寺(だるまじ)に行きたいのだが、この時間に丁度良いバスが無い。

旅行に出る前に調べてみたら、
高崎駅→群馬八幡(ぐんまやわた)駅まで、わずか10分ぐらいで、
そこから徒歩20分程度で達磨寺に行けるらしい。

だから、そのようにした。

群馬八幡までは 電車で すぐ なので ラクなんだけど、
降りる時、この電車は 自分で扉を開けないといけない。

「ボタンを押せば扉が開く」というのは経験あるけど、
「人の手で扉を開ける」のは 初めて。
ちょっと緊張した。
電車が駅で停まって、ブシューーって音がしてからじゃないと、扉は開かない。

駅の改札を出ると、真っ直ぐに綺麗な道が伸びている。
だいたい・・・古来、町というものは、
お寺のようなものがあって そこを中心にして発展していく。

その道が 達磨寺への道 かと思ったら、違うねぇ、違う。

私は群馬八幡駅から達磨寺の道のりがわかる地図をプリントアウトしてきてる。
駅の近くに「P&G」の大きな工場があって、そっちが達磨寺の方向だ。
つまり そっちの綺麗な道は 逆方向。

群馬八幡の駅から左に行き、次の三叉路を左、
踏切を越え、P&Gの工場の前を通っていくと やがて大きな道路に ぶち当たる。

ここは厄介だ。
目の前には車がビュンビュン走ってる太い道路。
信号があって、向こうに渡ることはできるのだが、
その先の道が見えない。歩道の無い所を歩くには あまりにも危険だ。
さらに厄介なことに、道路を横切った先には 大きな川流れている。

地図を見ても、どのように歩けば道路と川をクリアできるか? が分からない。

右を見ると100m以上先に大きな歩道橋がある。
この歩道橋に賭けてみた。

歩道橋を歩いていくと、太い道路を越えて行けたし、
大きな川を渡る橋に直結していた。

このような苦労がありつつ、達磨寺に到着した。

帰りは、道が分かってるから簡単に帰れた。


あの歩道橋を渡っていった
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群馬八幡駅の夕方。(帰り)  向こうに 工場が見える
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