南京町を後にして 明石へ向かう。

この区間のJRの電車は 海の間際を走っている。
線路の右側は 山 、 左側は 海 と、
見える景色が見事に分かれている。

私は何も考えずに空いてる席に座って、山側を見ていた。

立ってたグループが海の様子を見て、
「すごい波。 こんなの見たこと無い。」などと話していた。

私も ちょこっと体をひねって見てみれば、
すごく風が強いのだろう・・・かなりの白波が立っている。

まぁ、これは いつものこと。
私が明石に来る時は、いつも強風。こんな事には馴れている。

明石駅を降りれば強風。
フェリー乗り場へ向かっていくほど 風は強くなっていく。

フェリー乗り場の前の交差点の前の橋の辺りでは、
「体が持ってかれるほど」の風だった。

歩くのは困難だし、何か 飛んでくる。
微少の砂利が飛んでくるのか、バチバチ 体に当たってきて 痛い。

フェリー乗り場に行き、新しくできた『遊覧きっぷ』を買う。
これは、ホントに その名の通り、遊覧する為の切符。

前から、人間だけの乗船もOKだったけど、
遊覧きっぷは 更にオトクで、大人620円で、
明石←→淡路島の岩屋を往復できる。
(岩屋で降りることは できない)
明石海峡クルージングには もってコイの切符である。

いつもは日が暮れてからフェリーに乗ることが多いので、
まだ日があるうちのクルージングは、なかなか気分がいい。

と言っても、天気が悪いし、すごい強風。
霧のようになった波飛沫が いっぱい かかった。

それでも 私は たこフェリーが好きだ。

この日、もう一回 乗りたかったが 
次の予定があるので、次の場所へ向かう。

(注・現在は たこフェリーは 廃止されています)




たこフェリー
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他の船も行き来する
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大橋をくぐるのが最大の見せ場 (だった)
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