夢の ミシノン王国

現在、自分のHP「笑王院」を このブログに吸収中です。
そのため 古い記事を大量にUPしてます。
ミシノン王国に 今日も 日が昇る
たまには昇らない。更新率・低めのブログです

12・『日本酒が好きになる』

3月21日、夕方になり、京都に到着。
これから、
今回の旅行の最大の任務であり、最大の楽しみである、
滋賀の友人との宴会に向かう。(2人で)

京都駅から さほど遠くないが、
タクシーで行ったら すごく混んでて時間が掛かった場所、
居酒屋の「池田屋」に行った。

「池田屋」と言えば、
幕末に新撰組が討ち入りした場所として有名である。

その跡地は 紆余曲折を経て、去年の夏から、
時代劇マニアが喜ぶような居酒屋に変貌している。

私は この日、普段 飲まない日本酒を注文した。

何を飲むか…? じつは 旅行前から決めていた。
『日本酒を飲む。杯(もしくは オチョコ)を多く並べたい』

「杯を多く並べたい」ってのは、
その場所に来ることができなかった我々の友人の為に。
私と友人と他の仲間で飲んでる気分になりたかったんだ。

で、結局、日本酒は 私一人で飲んじゃった。
コルク栓の付いた とっくりのような容器に入ってて 内容量・不明だが、
2合以上…、3合ぐらい 入ってたかも知れない。

酒の名前は、店名と同じく「池田屋」だったと思う。(←曖昧)
繊細で上品な味だった。

適時、メニューを見て、美味しそうな物を選び 注文した。
私は 居酒屋に入った経験が ほとんど無いが、
ここでの食べ物は なかなか美味しかった。

楽しく喋り、楽しく食べる。
いつも一人で旅行してる私にとって、この旅先での宴会は 楽し過ぎる。

一人旅は・・・じつは寂しい。
旅行2日目の夜ともなると、
「人恋しくて仕方がない」という状態になってくる。

今回は それの全く逆。

友人のおかげで、いつまでも思い出に残るような、
楽しい食事ができた。

そして・・・あまりの楽しさのせいで・・・

          乗るはずの電車に 乗り遅れた。





池田屋の階段
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店内に飾られていたパネル
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「夢」の額
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13・『懐かしく思う』

電車に乗り遅れた私は、京都駅で約45分 待つことになった。

私には「駆け込み乗車」や「時間ギリギリの行動」は似合わない。

ゆっくりでいい。 ゆっくりしたかったんだ。

話が ちょいと遡るが、
タクシーで居酒屋に向かう時、
「河原町通り(かわらまちどおり)」という大通りを通った。

この辺りは 京都でも 一番 煩雑な所で、
ホテルなども多い。

「リッチホテル京都」の前を通った。
・・・あぁ、このホテルは 私が20代の頃、
   妹と一緒に京都旅行に行った時に 泊まったっけ・・・
(リッチって名前だけど 当時 最安のシティ・ホテルでした)

「ホテル サンルート京都」の前を通った。
・・・あぁ、このホテルは、私が19歳になって、
   初めて一人で旅行した時に泊まったホテルだ・・・
(その当時、ホテルの裏の「鴨川」沿いに 電車が走ってました
                    風情がありました)

そして 駅前にある「京都タワー」。
タワー下のデパートで お土産 買ったことが何度もあるし、
タワーに登ったことも 何回もある。
さらに、ここに泊まったことがある。
タワーの下部のビルの5階~9階の「京都タワーホテル」だ。

最近の私は 明石や神戸に興味を持ってしまったので、
京都を素通りすることが多かった。

久し振りに京都駅に来て なつかしさを感じた。

風は強く 寒かったはずだが、
さっきまで飲んでた お酒のおかげで 心地よい風だった。

あの大きな駅で ぶらぶらするのは とても楽しかった。




京都タワー
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京都駅の内部
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一番高い所まで登ると かなり高い
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14・『至上命令を破る』

21日、私が泊まるホテルは『今津サンブリッジホテル』

正直に言って、私は このホテルのことを何にも知らなかった。
宿泊予約サイトを見てる時、
「レイク・ビュー」(←湖が見える部屋)という言葉があったので、
深く考えずに このホテルを予約した。

最寄り駅は「近江今津(おうみいまず)」。
京都から1時間もかかった。+徒歩15分。
ホテル到着は 夜の11時45分だった。

『ホテルに着いたら、風呂入って 寝るだけ。
         早く寝て 明日に備えよう』
 そう思っていたが、
 この日に限ってホテルのボイラーのトラブルがあり、
 お湯の出が 悪い。 すごく ぬるいんだ。

午前1時に シャワーだけ浴びて、
その後 明日の準備と 荷物の整理をして、午前2時に就寝。

この時に思ったのが、
『明日は8時に起きる。
 今日は ぐっすり寝る。朝まで爆睡。
      これは 至上命令である。』

絶対に 必ず 朝まで ぐっすり寝る と誓いながらも、
やっぱり 途中で目が覚めちゃった・・・。

気苦労…身体的疲労…精神の昂ぶり…深酒…馴れない寝具…
いろんなものがあるのだろうけど、
明け方に 体の冷えと不快感を感じながら 起きてしまった。

ヤバ~~~イ。  起きちまったよぅ。と思いつつ、
窓をさえぎるカーテンを見ると 光が漏れている。

まだ 朝の6時よりも前。
ちょうど、琵琶湖越しの山々に朝焼けが映ってる時間だった。
まだ 朝日は昇ってきていない。

しばしの間、朝焼け と 日の出を見ていた。

偶然、このホテルに泊まらなければ、見られなかった光景。
偶然、この時間に目が覚めなければ、見られなかった光景。

そして 再び 寝る。 次こそ 8時まで熟睡 を願って。




まだ 朝日は出てない
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これが サンブリッジ なのか・・・
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ホテルから出る前に撮ったもの
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